緊急事態宣言9月末まで延長 封鎖対象地域も変更
ペルー首相府(PCM)は28日、国内の新型コロナウイルス感染拡大状況を考慮し、現行の国家緊急事態発令期限を9月30日まで延長する大統領令第146-2020-PCMを官報にて公布した。
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ペルー首相府(PCM)は28日、国内の新型コロナウイルス感染拡大状況を考慮し、現行の国家緊急事態発令期限を9月30日まで延長する大統領令第146-2020-PCMを官報にて公布した。
地域経済を高い割合で観光業に依存するクスコ州では、新型コロナウイルスの感染拡大に伴うセクター経済活動再開の遅延から、未だ出口の見えないコロナ禍への適応を余儀なくされている。
ペルー社会保険庁(EsSalud)は25日、全国の18州でここ数週間新型コロナウイルスの感染者増加が見られると注意を促した。
新型コロナウイルスのパンデミック発生以来、政府に投げかけられている疑問のひとつが「決め手に欠けるコロナ対策」だ。この点に関し保健省のフアン・ルイス・エレラ管理局長は、戦略はあるものの見直しが必要との見方を示している。
8月1日から18日にかけ、新型コロナウイルス感染症による死者の割合がペルーの6州で急増している。国立感染症センターの報告を基に23日、保健省が伝えた。