第8回 藤井永里子 – 直感が導いた人生 後編
日本に帰った永里子さん一家。しかし、夫の隆彦さんはペルーに戻りたがっていた。もう一度やり直せるだろうか……
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日本に帰った永里子さん一家。しかし、夫の隆彦さんはペルーに戻りたがっていた。もう一度やり直せるだろうか……
リマ市ヘスス・マリア区の一等地で、ビンゴホールとレストランの経営に携わる藤井永里子さん(65歳)。お料理上手で巷に知られる彼女だが、もともとは織物を教えるために来秘したそうだ。
1980年に始まったペルーのテロ。恐怖と悲しみを生んだ時代として、今も人々の心に深く刻まれている。1990年7月に大統領就任を果たした日系ペルー人のフジモリ氏は、テロリズムとの全面交戦を宣言。以降、日系人や在住日本人もテ …
ペルーの首都リマで、本格的な日本料理を提供する「レストラン・フジ」のオーナー、深澤宗昭さん(68歳)。1973年10月30日に妻・悦子さんと3歳の娘を伴い来秘、以来40年以上も異国の地で日本伝統の味を伝え続けている。
愛娘が小学3年生になったころ、青木通子さんは油絵を習い始めた。子供に手がかからなくなったこともあるが、何よりも、自分の意識を家の外へ向けたいと思ったからだ。