第18回 津村光之 – ペルーと日本の懸け橋として生きる 後編
「ペルー移住物語」に共通する出来事、それは1980~2000年にかけペルーを恐怖に陥れたテロリストの活動だ。その歴史で必ず語られる96年のペルー日本大使公邸占拠事件では、津村さんも人質として10日間も監禁されている。とこ …
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「ペルー移住物語」に共通する出来事、それは1980~2000年にかけペルーを恐怖に陥れたテロリストの活動だ。その歴史で必ず語られる96年のペルー日本大使公邸占拠事件では、津村さんも人質として10日間も監禁されている。とこ …
日本と各国の友好親善に多大な貢献をした個人や団体の中で、特に功績が顕著な人に贈られる外務大臣表彰。その平成29年度ペルー表彰者の1人が、リマの大手旅行代理店ミッキーツアー社長の津村光之さん(65歳)だ。
1986年、ふたたびペルーの地を踏んだ鈴木さんは、リマ旧市街の5ツ星ホテル「Hotel Crillon(ホテル・クリヨン)」の門を叩いた。「無給でいいから、ペルー料理を勉強させてくれ」という鈴木さんに対し、ホテル側は「無 …
リマにやってきた鈴木さんは、ペンションの管理人として働くかたわら、リマの旧市街で人気だった日系人経営の大衆レストラン「Don Juan(ドン・ファン)」でペルー料理の基礎を学ぶことになった。
ペルーの古都クスコにあるペルー料理店「プカラ」。創業28年、日本の旅行ガイドブックでもおなじみの老舗レストランだ。この店のオーナーシェフは、横浜出身の鈴木健夫さん(67歳)。職人肌の鈴木さんが作る正統派のペルー料理は何度 …