ペルー文化相レスリー・ウルテアガは23日、世界遺産マチュピチュ遺跡の入場券販売について、同省が運営するデジタルプラットフォームに100%統合すると発表し、ホテル・レストラン業協会(Ahora)もこの決定への支持を表明した。
「ペルー観光業の再活性化は喫緊の課題であり、(観光客数を)出来るだけ早くパンデミック前の水準に戻すための努力が必要です」Ahoraの理事会はこのように述べている。
また今回の措置については、マチュピチュ遺跡を訪れる国内外からの訪問者に対し、遺跡へのアクセス改善を通じたペルー観光のクオリティ向上がその目的と説明した。
ペルー文化省では、同省が管理する博物館や遺跡などの入場券の販売につき、民間のチケット予約サービス企業(Joinnus)と連携し、ひとつのデジタルプラットフォームに集約する動きを見せている。
このデジタルプラットフォーム(tuboleto.cultura.pe/)は試行段階にあり、いまのところアマソナスのクエラップ遺跡、リマのパチャカマック遺跡とイタリア美術館の入場券が予約できるようになっている。同省によると、マチュピチュ遺跡も今月末からこのラインナップに加わる予定。
(ソース: Andina 24/10/23)