国家水道事業監督庁(Sunass)は27日、リマ上下水道公社(Sedapal)に対し、2件の制裁手続きを開始した。
1件目(同庁決議第24-2023-SUNASS-DF)は、10月6日に予定されている断水に関し、Sunassへの情報提供が不十分であること(監督運用規則第30-F条違反の疑い)によるもので、断水の影響を受ける地区および、利用者への上水道供給を確保するために実施すべき活動に関する不正確な情報提供などをその具体的な理由に挙げている。
2件目(同庁決議第254-2023-SUNASS-DF)は、予定の断水に関し、利用者に完全な情報が提供されていないことによるもの(監督運用規則第38-A条違反の疑い)。
Sunassはさらに、Sedapalに対し、サービスの品質に関する運用規則に従い、給水ポイント、断水の期間、影響を受ける範囲などについて、利用者に対し24時間以内に正確に通知するよう命じた是正措置(MC第253-2023-SUNASS)を課した。
Sunassによるモニタリングおよび監督計画
Sunassは、10月6日(金)開始予定の断水期間中、給水ポイント(給水機、給水栓、井戸、貯水池など)を始め、病院、保健センター、消防署、炊き出し施設、貧困地区などにおける飲料水の代替供給サービスについて、これらを監督し取り締まると共に、断水の影響を受けたブロックのサービス復旧を検証するものとする。
Sunassは、同庁の専用電話回線(1899)やSNS(FacebookおよびX)の公式アカウントを通じ、給水ポイントに関する利用者の問い合わせに対応するほか、Sedapalが上水道サービスの復旧スケジュールを守らない場合は市民からの苦情を受け付けるとしている。
(ソース: Sunass 28/09/23)