8月31日(木)JTB旅カード Travel&Life にノスタルジックな香り漂うタベルナ が掲載されました。
久しぶりの初仕事。JTB旅カードがお送りする旬な旅情報をお届けする旅行WebマガジンTravel&Life(トラベル&ライフ)に、リマ市プエブロリブレ区にある「Antigua Taberna Queirolo(アンティグア・タベルナ・ケイローロ)」をご紹介させて頂きました。ワインやピスコで有名なケイロ―ロが経営する、130年以上の歴史を誇る老舗のタベルナ(居酒屋)です。
19世紀に建てられた古い平屋の建物に一歩足を踏み入れると、まずはその落ち着いた色合いにいつもほっとします。初めてなのにどこか懐かしい雰囲気、見たことがないはずなのになぜか既視感のある店内。とりあえず席に座ってみると、ちょっぴりお腹の出た年配のモソ(ウエイター)が恭しくオーダーを取りに来ます。もう何十年もケイロ―ロとともに歩んできたであろう彼らは、その存在自体がまるで店の一部のように馴染んでいて、これまたなんともいえぬいい雰囲気を醸し出しているんですよね。
料理が美味しいお店のモソって、大抵が太っちょのおじさん達。従業員が長く働き続けられるということは、それだけ店側も彼らを大事にしているということ。そして何より賄い飯が美味しいんだと思うんです。だからそういうお店に行くと、こっちも安心します。これ、ペルーで美味しいお店を探す大事なポイントですよ!(笑)
大好きなお店を紹介できることも嬉しいですが、天下のJTBさんがペルーを取り上げてくれたことも嬉しいですね。コロナ以降日本人観光客のペルー離れは激しく、未だ回復の見込みはありません。でもこうしてペルーを紹介する機会が増えてくれば、また興味を持ってくれる方も現れるはず。そんな小さなきっかけになれば嬉しいです。