スペインのバレンシアで20日夜開催された世界のトップレストランランキング「The World’s 50 Best Restaurants(世界のベストレストラン50)2023」の授賞式で、ペルーの首都リマにあるレストラン「Central(セントラル)」が堂々の世界1位に輝いた。
サンペレグリノとアクアパンナの提供により今年で21回を数えるこのグルメランキングでは20日、今月前半の51~100位に続き世界のトップ50レストランが発表された。今年度はヴィルヒリオ・マルティネスのレストラン「Central(昨年度世界2位)」が並み居る世界の強豪を抑えて世界最高峰のレストランに登り詰め、あわせてBEST RESTAURANT IN SOUTH AMERICA 2023 (南米トップレストラン2023)賞も獲得した。
ペルーからは、日系人シェフ、ミツハル・ツムラの「MAIDO(まいど)」が昨年度の11位から5ランク上昇、今年度は2015年の初ランク入り以来最高順位となる6位を受賞。また、ヴィルヒリオ・マルティネスの妻ピア・レオンの「Kjolle(コジェ)」が28位で初のトップ50入りを果たした(昨年度68位)。さらに、ハイメ・パサケの「Mayta(マイタ)」も47位とトップ50圏内をキープしている(昨年度32位)。
ラテンアメリカの入賞レストラン
2023年度トップ50入賞のラテンアメリカ勢レストンは次のとおり(カッコ内は順位)。
- CENTRAL(1)ペルー
- MAIDO(6)ペルー
- QUINTONIL(9)メキシコ
- A CASA DE PORCO(12)ブラジル
- PUJOL(13)メキシコ
- DON JUIO(19)アルゼンチン
- KJOLLE(28)ペルー
- BORAGÓ(29)チリ
- EL CHATO(33)コロンビア
- LEO(43)コロンビア
- MAYTA(47)ペルー
- ROSETTA(49)メキシコ
ちなみに、日本からはDen(傳)、Florilège(フロリレージュ)、SÉZANNE(セザン)がそれぞれ21位、27位、37位にランクインした。
(ソース: The World’s 50 Best Restaurants 2023)