エンパナーダの名店 カロリーナ

4月28日(金)たびこふれ・ウルグアイ編に エンパナーダの名店 カロリーナ が掲載されました。

ラテン各地で食べられるスナック、エンパナーダ。「小麦粉をこねて作った生地に具を挟んで、焼いたり揚げたりしたもの」という点は共通ですが、生地はもとより具材も千差万別で、国が違えばそれこそまったく別の料理のよう。だから中南米域を旅行した時は、ご当地エンパナーダを食べてみたくて仕方がありません。

今回ご紹介したエンパナーダス・カロリーナは、ウルグアイの首都モンテビデオを代表するエンパナーダ専門店。1959年創業の老舗で、現在は3代目のカロリーナ・ムニョス氏が采配を振っています。

カロリーナの特徴は、何といってもその具材の多さ!32種類もあるため、どれを選ぶか迷ってしまいます。ただたびこふれの記事にも書きましたが、チーズのインパクトが強いので、複数のエンパナーダを食べ比べる際は、チーズ入りとチーズなしをバランスよく選ぶといいかもしれません。今度また行く機会があれば、私はペルーのエンパナーダにはないシーフード系やスイーツ系を頼んでみたいな~。

それにしても、ウルグアイの物価の上昇度合いはなかなかのもの。私がカロリーナを訪れた2022年12月時点ではひとつ$85でしたが、半年後の現在は$90。Googleの投稿によると6年前はわずか$47だったので、それからいうと価格が2倍になっています。日本もじわじわと物価が上がってはいますが、たった6年で2倍になったスナックなんてないですよね?(チロルチョコですら、10円から20円になるまで何年かかったか)。ウルグアイの人にとってエンパナーダは国民食といえるほど身近なもの。収入がそれ以上アップしていれば問題ありませんが、ウルグアイの人々もきっと大変だろうと思います。

とはいえ旅行者にとっては、購入時の価格がその価値に見合っていればなんら問題ありません。エンパナーダス・カロリーナのエンパナーダは、たとえ$90でも食べる価値あり!モンテビデオ訪問時は、ぜひお召し上がりくださいね。