国家在留監督庁は24日、ペルー南部のプーノ州において、隣国ボリビアとペルーを結ぶ国際端の封鎖解除を受け、デサグアデーロの国境管理事務所を今朝再開したと伝えた。同国際橋は、カスティージョ前大統領の逮捕後にペルー国内で発生した社会争議の影響で封鎖されていた。
同庁は、プーノ管轄区の入国管理官が、ペルー国家警察の警備の下で早朝からペルー国民とび外国人の出入国管理手続きを開始したと報告。デサグアデーロの再開により、プーノ州で稼動中の国境管理施設は現在4か所になった。
この1月にはプーノ港(ティティカカ湖)の桟橋にあるプエルト・プーノ出入国管理事務所が、続く2月にはティティカカ湖東岸のティラリ国境管理事務所が再開された。デサグアデーロから国際橋を越えたボリビア側のカランカス出入国管理事務所では、同橋の封鎖で足止めされていた運送業者約500人の入国手続きが開始されたという。
デサグアデーロでは昨年12月以来、ボルアルテ現政権への抗議行動による道路封鎖の影響で、隣国ボリビアとの出入国管理体制に問題が生じていた。プーノ州の抗議行動は今年1月から2月にかけ激しさを増し、フリアカ空港や警察署、商業施設、同国境管理施設などが放火や襲撃の対象となった。
(ソース: Andina 24/03/23)