1月27日(金)たびこふれに ペルー秘湯巡り/その2 『アウト・オン・ア・リム』神秘の鉱泉 が掲載されました。
ペルー秘湯巡り第2段は、スピリチュアルファンにはたまらないあの温泉!そう、自らの神秘体験を綴り、世界的ベストセラ―となったシャーリー・マクレーン著『アウト・オン・ア・リム』の鉱泉をご紹介します。恐らく初の日本語情報?!
もうずいぶん以前の話ですが、ハワイ在住のある方から『シャーリー・マクレーンの鉱泉について何かご存知ありませんか?』という問い合わせをいただきました。その方はハワイアン・マナの大御所で、私はその時初めて『アウト・オン・ア・リム』ついて知ったんです。ただ当時はまだペルー暮らしを初めて間もない頃。一時帰国の折りに文庫本を買って読んだのですが、著書に出てくる地名やその文化的背景についてもまったく理解できず、ただひたすら「ペルーって謎だわ~」くらいにしか思っていなかったんですよね(笑)
時が過ぎ、「どこそこに温泉がある」と聞けば、いそいそと足を運ぶようになりました。その時改めて件の鉱泉が気になり、何年かぶりに『アウト・オン・ア・リム』を読み直しました。Youtubeに上がっていたテレビドラマを見たり、googlemapとにらめっこしたり・・・で「やっぱりここだ!」と、やっと確信が持てたというわけです。
シャーリーがペルーを訪れた1970年代後半とは違い、現在のペルーは完全に物質文化でスピリチュアル感は随分と薄れてしまいました。民族衣装をまとう村人も減り、誰もが屈託なくUFOについて話すことも、その目撃談もありません。
シャーリーが描いた世界をそのまま体験できると思ってきたら、思いっきりがっかりすると思います。それでも周囲の喧騒がやんだわずかな瞬間に、ふと、何かを感じることができるかもしれませんね。