ペルー貿易観光促進庁(Promperú)は10月末、ペルー人観光客の最新動向を発表した。この調査は、観光業界関係者に戦略的、専門的かつユニークな情報を提供するバーチャルイニシアティブ「Tourism In Day」の枠組みによるもの。
「ペルー人の94%が、次回の旅行で国内の観光地を選択するという結果になりました。これはパンデミック以降世界的に見られる傾向です。国内観光セクターがペルー人観光客に大きく左右されるだろうという統計結果です」と同庁のアモラ・カルバハル長官は話している。
この傾向はZ世代を中心とする若い年齢層で増加、今年5月との比較では6ポイント上昇している(46%→52%)。
また、18歳~70歳のペルー人の46%は年内に旅行すると回答、次の旅行では38%が国内の南部を訪れ、88%は居住する州の外へ出るとしている。人気の旅行先はクスコ(20%)、リマ(10%)、アレキパ(9%)、ピウラ(8%)など。
長官はさらに「今回発表された調査結果は、Tourism In Day 購読者のビジネス戦略強化に役立つと確信しています」と付け加えた。
Turismo In Dayとは
Turismo In Day は、貿易観光促進庁観光情報・予測局による取り組みで、観光に関心を持つビジネスマンや学生、また専門家などをターゲットに、プレゼンテーションやセミナーの開催による情報の提供や、セクター競争力の強化を意図するもの。
この他にも同庁では、動画や専門記事、インフォグラフィックスなどを通じて、観光セクターの最新動向を伝える月刊ニュースレターを無料で提供している。
さらに、WhatsApp によるデイリーニュースの配信や、観光セクターに関するユーザーの質問に無料で回答するサービスも行っている。
(ソース: Andina 31/10/22)