ペルーのリマ国際空港(ホルヘ・チャベス国際空港)の滑走路上で18日14時48分頃(日本時間19日午前4時48分頃)発生した航空事故について、交通通信省(MTC)は公式声明を通じ、事故機はラタム航空(LATAM)のA320型機(便名LA2213、登録番号CC-BHB)と確認した。
この機体は、ペルーの首都リマからプーノ州のフリアカ空港に向け離陸する際、リマ国際空港を管理・運営するコンセッション企業、リマ・エアポート・パートナーズ(LAP)の救助・消火チームの車両と衝突した。
同機の乗務員は緊急脱出プロトコルを発動、すべての乗客をターミナルに誘導し、必要な対応を施したという。
MTCは、検察や事故調査委員会を始めとする管轄機関の権限に基づき、事故機の撤去など必要な措置が完了するまで、リマ国際空港における航空機の運航が一時的に停止されていると報告した。
クレーム窓口の開設
リマ国際空港の滑走路上でで18日午後発生した事故では、消防士2名が死亡し、他にも負傷者が出ている。MTCはこの事故を受け、航空便のキャンセルで影響が生じる旅客のための24時間ホットラインを開設した。
MTCはプレスリリースを通じ、リマ国際空港の航空便キャンセルで影響を受けた人は、【#WhatsappAeropuerto 985197624】宛に、必要なガイダンスを受けるための連絡先を送信するよう呼び掛けている。
また、国家競争・知的所有権保護庁(Indecopi)も、当件に関するモニタリングを継続する一方、同空港内の事務所2か所に対応窓口を設けたと報告している。
(ソース: Andina 19/11/22)