高地アマゾンのチロル、風光明媚なオクサパンパの文化や特産品などを紹介する「第3回オクサパンパ・アシャニンカ・ヤネーシャ生物圏保護区(BIOAY)の文化・物産フェア」が、12月1日(木)から4日(日)にかけ首都リマでで開催される。
期間中はリマセントロJr. Ica377にあるラス・アルテス広場に約50のブースが並び、ドイツ系オーストリア移民、先住民ヤネーシャ、アンデスの異なる3つの文化と伝統が息づく同地域の特産品が披露される。ちなみにBIOAYとは、2010年にユネスコにより認定された自然・文化の保全と対象地域の経済振興を目的とする自然保護区のこと。
オクサパンパはペルー中央部に位置するパスコ州の一郡で、今回の催しには同郡が管轄する8つの地域(オクサパンパ、チョタバンバ、ワンカバンバ、パルカス、ポスソ、プエルト・ベルムデス、ビジャ・リカ、シウダー・コンスティトゥシオン)が参加し、チョリソやセシーナなどの肉類、ヨーグルトやチーズなどの乳製品、他にもハチミツや新鮮なフルーツ、コーヒー、ココアといったおよそ50種類におよぶそれぞれの特産品が展示販売される予定。
2019年から始まったこのフェリア、初回の集客は10万人を数え、4日間で計18万ソルを売り上げたという。主催者は、チーズやカカオ、ザクロ、キトキト、ハチミツといったBIOAYブランドの高品質な製品を始め、数多くの特産品を現地の生産者から直接購入できるまたとない機会と話している。
(ソース: Andina 25/11/22)