クスコ地方文化局(DDCC)は10日午後、マチュピチュ村(旧アグアス・カリエンテス)における個人旅行者向け対面販売枠のマチュピチュ遺跡入場券につき、10月12日以降は現金販売とする旨の公式声明を発表した。
これにより、マチュピチュ村に設置された入場券販売窓口でチケットを購入しようとする旅行者は、販売制度上の問題を回避できることになる。なお、ウェブサイトを通じたチケット購入には、この措置が影響しないことを当局が明らかにしている。
また、前述のマチュピチュ遺跡入場券(現地)については、当該チケット購入日の翌日入場分の販売となる。通達ではさらに、訪問者を適切に配分し人の集中を避けるのが今回の措置の目的としている。
チケット販売所の窓口は3か所
DDCCはさらに、内外観光客への適切な応対に向け、販売所に3か所の窓口を設置したと伝えた。この新たな措置は、マチュピチュ遺跡の入場券を求める長蛇の列への対策として適用されたもの。DDCCによる公式発表は下記のとおり。
マチュピチュ遺跡入場券の販売に関する公式発表
クスコ地方文化局(DDCC)は、マチュピチュ遺跡への入場券販売に関し、以下の通り通達する。
1. 2022年10月12日以降、マチュピチュ村文化センターに設けられたチケット販売所における個人向け対面販売枠入場券に関する支払いは、現金でのみ行われるものとする。これらは販売制度の問題を回避する目的によるもので、ウェブサイトを通じた入場券の購入には影響を及ぼさない。
2. また、マチュピチュ遺跡への入場にあたり、訪問者を適切に配分し人の集中を避けるため、前述する入場券の販売については、マチュピチュ村文化センターの販売窓口において、翌日分の入場券を対象に行われるものとする。
3. 係る目的の達成に向け、クスコ地方文化局は、マチュピチュ文化センターに設置されたチケット販売所に3か所の窓口を開設したことを報告する。
4. 最後に、クスコ地方文化局から、サービス改善に対する皆さまのご理解とご協力への感謝の意をお伝えします。
2022年10月10日 クスコにて
クスコ地方文化局
(ソース: Andina 10/10/22)