8月の第1金曜日（8月5日）は「世界ビールデー」。ラテンアメリカ15か国でクイックコマースプラットフォームを展開するPedidosYa社によると、ペルーのビール消費はこれら15か国中第4位という。
「ビールのデリバリーオーダーは、アルゼンチン、チリ、ウルグアイに次いでペルーが4番目です」とPedidos Ya Perúのマカレナ・ポブレテ営業部長は話す。
ビールのオーダーに関しては、デリバリーアプリ全体のうち同社のアプリ“Pedidos Ya Market”が95%以上のシェアを占めており、注文にはポテトフライを始めとするつまみ類や炭酸飲料、タバコなど様々なサイドオーダーが含まれると同部長は説明。自社アプリを通じた今年度のビールオーダー数は前年比175%増を見込んでいるという。
ペルーで最も消費されているビールの銘柄は？
同社の2022年上半期データによると、ペルー国内で最も消費されているビールの銘柄はピルセン。2位はトレス・クルーセスとクスケーニャ、国外ブランドではハイネケンやコロナが人気としている。
また、スルコやサンボルハ、ミラフローレスの各区はペルーの首都リマで最もビールのオーダー数が多いという。同様に、地方都市ではアレキパ、トルヒーヨ、チクラヨが優勢。
週末や月末にはオーダーが急増
前述のデーター分析では、ビールオーダーが最も多い曜日と時間帯を金曜日の18時から23時と特定。次点は土曜日の午後3時以降で、何れも週末に集中している。
「ペルーの人々は何かあるとよくビールを注文していますね。たとえば、6月のW杯プレーオフを始め、ペルー選抜サッカーチームにとって重要な試合の一日前や数時間前、もしくは試合中。また、セマナ・サンタや聖ペドロ・聖パブロの日、独立記念祭などの前日のほか、月末の数日間も注文が増えます」とポブレテ部長は注釈した。
(ソース: Perú21 03/08/22)