COVID-19第4波到来でマスク着用再び義務化へ

ペルー保健相ホルヘ・ロペスは4日、COVID-19国内感染第4波の到来を受け、屋内外でのマスクの着用を再び義務化すると発表した。

「(感染者の増加率が)5%を超えた時点で、与えられていた自由は自動的に制限されることになっていました。これはマスク着用の撤廃を定めた条件のひとつです。現在その自由は制限され、すでにマスクの着用が義務付けられている状態です」

同相は先月27日、ペルーはすでに感染第4波に突入していると発表。COVID-19ウイルスへの感染予防策として、国民に対しワクチン接種の完了とマスク着用の継続を呼びかけていた。

「私たちはもう第4波の只中にいるのです。(感染者の増加率が)すでに判断基準の5%を超えています。ご存知のように、多くの州や郡部がそうであり、筆頭は首都リマです」.

同相はまた、数週間前は一週当たりの感染者数が平均1800人程度であったが、現在は1万1000人を超えているとし、「病院のベッドやICUで過ごさないためにはワクチン接種が唯一の方法なので、ワクチンセンターへ行くよう国民の皆様にお願いしているところです」と述べると共に、適切な方法で引き続きマスクを着用することの必要性を強調していた。

(ソース: Andina 04/04/22)

全国の新規感染者数 前週比で70%増

社会保険庁(EsSalud)によるSE25(第25疫学週・2022年6月19日~25日)における国内のCOVID-19感染状況は次のとおり。

全国の新規感染者数は合計1万7841人、前週(SE24・6月12日~18日)の1万497人と比べ約70%増加した。リマ首都圏(リマ市+カリャオ市)の計39区で感染者が急増、特にスルコ区(SE24/881人→SE25/1256人に増加)やリマ区(677人→1158人)、サンボルハ区(461人→790人)、マグダレーナ区(418人→710人)、ヘススマリア区(421人→631人)、ラ・モリーナ区(463人→613人)、サンイシドロ区(340人→426人)などで報告が相次いだ。

州別ではリマ(1万254人)とアレキパ(2188人)の新規感染者数が2週連続で顕著に。アンカシュ(875人)やクスコ(747人)、フニン(482人)、カリャオ特別州(356人)、ラ・リベルタ(335人)、モケグア(281人)、イカ(224人)、ランバイエケ(200人)などの州でも増加が目立った。

年齢層別の新規感染者は39~59歳が最多(5801人→9838人)。続く60歳以上(1709人→3136人)と併せ、ワクチン接種を完了するよう社会保険庁が呼び掛けている。

(ソース: Perù21 04/07/22)