クスコ祝典・観光振興事業団（EMUFEC）は5日、今月24日にインティライミの祭典が行われる会場のひとつ「コリカンチャ（太陽の神殿）」の前売入場券が、発売開始から2週間足らずで完売したと伝えた。
インティライミとは、アンデスの収穫の時期に当たる冬至の日、インカ時代に「太陽の祭り」として行われていた収穫祭を再現したイベント。この祭りが開催される毎年6月24日は1977年以来、法令により祝日扱いとされている（クスコ州のみ）。同事業団はまた、コリカンチャとサクサイワマン両会場の入場券を1セットにしたプロモーションパックも同様に完売したと付け加えた。
一方、郊外の考古学遺跡内で一連の催しが楽しめるサクサイワマン会場の入場券はまだ座席数に余裕があるとし、インティライミ見学でクスコを訪問する旅行者に対して事前の購入を促している。
サクサイワマン会場の入場券は、EMUFECの公式サイト（www.intiraymioficial.com）か、または直接クスコ市立劇場（el teatro municipal de Cusco）で購入できる（後者は月～金の09:00～13:00および14:00～18:00、ならびに土曜の09:00～13:00）。尚、旅行代理店やツアーオペレーター向け割引料金（ツアーガイド価格）の適用条件は20人以上。
5月23日から販売が開始されたインティライミ入場券の売れ行きは現在80%（公式発表）。COVID-19パンデミック下での2回にわたる無観客イベントを経て、今年は3年ぶりの通常開催となる。
(ソース: Andina 06/06/22)