フエルサ・ポプラル党(人民勢力党)の党首で前大統領候補のケイコ・フジモリ氏は21日、自身のTwitterアカウントを通じ、アメリカ国籍の夫マーク・ビト・ビジャネラ氏との婚姻関係を解消すると公表した。
この決断は“熟慮の末に”なされたものであるとフジモリ氏は述べ、家族はこの件に関し今後沈黙するとした上で、これ以上のコメントは控えると表明している。
ケイコ・フジモリ氏のツイート
「熟慮の末、マークと私が婚姻関係を解消すると決断したことをみなさんにお知らせします。私たちは、二人の娘に多くの愛情を注ぎ、教育とサポートを続けていく約束を確かめ合いました。娘たちのためにも、この件については今後決して触れないことにしますので、これ以上のコメントは控えさせていただきます。極めて困難な状況の只中で私に寄り添って戦い、私の夫であるというだけでひどい迫害を受けたマークに、今ここで改めて感謝の意を表します」
参考データ
アメリカ国籍のマーク・ビト・ビジャネラ氏は、妻ケイコ・フジモリ氏の大統領選キャンペーンを始め、妻がラバ・ジャト事件(※汚職関連疑惑)でチョリージョスの刑務所に予防拘禁されていた間の連帯支援行動にも常に参加し続けた。ケイコ・フジモリ氏とは2004年に結婚、二人の娘をもうけている。
(ソース: Andina 21/06/22)