ペルーのコロナ新規感染者数週間比で62%減少

ペルー保健省の国立疫学・疾病予防センター(CDC)は7日、国内の新型コロナウイルス流行曲線がピークに達し、第3波の感染者数はすでに減少段階に入ったと報告した。

同報告を発表したCDCの情報分析専門家セサル・ムナイコは、先週確認されたCOVID-19の感染者数が前々週に比べ全国レベルで62%(7万6967人)減少したことを明らかにした。

同専門家はまた、国内で唯一感染者が増加した地域はトゥンベスで、先週1週間の増加率は+3%と、いまだ減少の傾向は見られないとコメント。リマ首都圏でも先週、セントロ、スルコ、サンフアンデルリガンチョ、ヘススマリア、マグダレーナの5区でより多くの感染者が確認されたと報告している。

多くの地域で死亡者数はいまだ増加中

COVID-19による死亡者数に関し同専門家は、2022年の第4週(1318人)と第5週(1165人)を比較した上で、死亡率は全国的にみて12%減少したものの、多くの地域でいまだ死亡者数が上昇傾向にあると解説。

さらに、最低1メートルの社会的距離維持や家族のバブル化による感染拡大防止の徹底、二重マスクやKN95(高機能マスク)の着用、換気の励行、COVID-19ワクチンブースター接種などの重要性を強調した。

(ソース: Andina 07/02/22)