飲みきりサイズの手軽さで近年注目の缶ワイン、昨年米国で行われた国際コンクール「International Canned Wine Competition 2021」で金賞を受賞した隣国チリの製品が、ここペルーの市場※にも登場した。
同コンテストは2019年から開催されている缶ワイン専門の国際コンクール。2021年度はフランス、イタリア、スペイン、アルゼンチン、オーストラリア、ニュージーランド、英国、インド、米国など世界17か国から335種類の缶ワインが参加、チリのワイナリー「Viña Santa Rita」が出品した「Rita」ブランドのロゼが金賞のひとつに輝いた。
缶ワイン「Rita」のラインアップはロゼと白、スパークリングの3種類。同ワイナリーの解説によるそれぞれの特徴は次のとおり。
リタ・ロゼ(Rita Rosè)
フレッシュで力強いシラーをベースにしたロゼ。その官能的な色合いやマリアージュのバラエティ、爽やかでフルーティな香りが人気を呼び、昨今のロゼブームは衰えを知らない。ロゼの生産量は2002年から23%増え、全ワインの約10%を占めている。
リタ・ブラン(Rita Blanc)
リタ・ブランはソーヴィニヨン・ブラン100%のワインで、低いアルコール度数が特徴。健康や飲みすぎへの配慮から、ビールやスピリッツ同様軽さがトレンドになりつつある中、缶で飲むスタイルはカロリーやアルコール消費量を計算する手軽な手段となっている。
リタ・スパークリング(Rita Sparkling)
リタ・スパークリングはシャルドネ100%の美味しい辛口(ブリュット)スパークリングワイン。リタシリーズではリサイクルされたアルミ缶を使用し、サスティナブルで持ち運びやすいというメリットも。環境問題に敏感な新世代の消費者層に配慮した新たな価値を模索するリタ、まだご存じない方はぜひこの夏にお試しあれ。
(ソース: Gestión 07/01/22)
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