たびこふれ4記事 左派政権誕生やペルーグルメなど

たびこふれ5月2日(日)に「世界遺産級の魅力満載!紺碧のティティカカ湖とウロス島訪問」、6月29日(火)に「新型コロナウイルス 世界最悪のコロナ死亡率と左派政権の誕生 混乱が予想される今後のペルー情勢」、8月28日(土)に「ペルーのプルポ・アル・オリーボで夏の食卓を彩ろう」、10月27日(水)に「ペルー料理の定番、ロモ・サルタードを作ろう!」が掲載されました。

一時帰国中に掲載されたたびこふれをまとめてご紹介。「夏にぴったりの・・・」なんて書きながら今頃ご紹介してすみません。でもクリスマスにも喜ばれそうな一品なので、ぜひご一読いただければ幸いです。

それにしても左派政権誕生の経済的損失は想像以上でした。リマの不動産価格は大暴落、パンデミック以降、職を失った人たちが自宅を売却する動きはちらほら出ていましたが、ペドロ・カスティージョ政権誕生後はその動きが加速しています。


しかもちょっと値を下げた程度ではまったく買い手がつかず、知人宅などは購入価格の1/3~1/4まで下げないと交渉相手すら見つからないのだとか。2000年代以降ずっと右肩上がりで推移してきたペルーの不動産価格が、たった一人の帽子オジサン※のせいで大暴落・・・テロ時代でさえこれほど下がることはなかったというのに!
※カスティージョのシンボルはSombrero Chotanoというカハマルカ特産のつば広帽

街を歩くととにかく「Se Vende/(家)売ります」の看板が目に付きます。失業者だけでなく、現政権が続く今後5年間のペルーに見切りをつけた富裕層が、次々とアメリカやカナダに移住しています。何も問題がなければ5年後には不動産価格が上昇に転じるでしょうから、ある意味今が不動産投資のチャンスと言えるでしょう。しかしそう一筋縄でいかないのが左派政権というもの。万が一憲法を改正されベネズエラ化してしまったら大変です。

こうなることが予想できなかったなんて、本当にバカなんだから・・・ま、そういうところもペルーらしいんですけどね(苦笑)