6月14日(月)web料理通信・JOURNALに 自治体と連携してリマのレストランにテラス文化を! が掲載されました。
コロナの感染拡大や政局の混乱の只中にありながら、それに負けじと抗い続けるペルーの飲食業界。特に宅配アプリとデリバリー専用厨房“ダークキッチン”の登場は、多くの店にとって希望の星となりました。
またテラス席などオープンエアを活用することで、集客につなげている店もあります。その代表として今年1月にご紹介したのが、ガストン・アクリオ氏のAstrid y Gastón。パンデミック当初はあの広い店舗をどうやって維持していくのかと心配しましたが、歴史的建造物ならではの天井の高さや広々としたパティオが功を奏しているようです。
ただし、オープンエアに関してはどの店もが対応できるわけではありません。そこでペルー住宅相と自治体がタッグを組み、公道のテラス席の転用に踏み切ったのです。「美食テラス」と名付けられたこのプロジェクトが拡大していけば、リマのレストランにフランスのようなテラス文化が生まれるかも?幸いリマは降雨量が少なく、気候も比較的温暖です。安心してゆったりと食事を楽しめるテラス席がもっと増えていくといいですね。