オスカル・ウガルテ保健相は5日、高齢者への米ファイザー社製新型コロナウイルスワクチン接種が来週8日から開始されることを明らかにした。
同相はTV番組のインタビューで、保健省のペルシー・ミナヤ副相が昨日発表した接種開始予定日(3月6日)を事情により変更したと説明。「ファイザー社製のワクチンは特殊な梱包が施されていたため、配送にあたり再調整する必要がありました。しかしながら、ベルムデス首相が予告したとおり、8日に(接種を)開始します。現在はその準備をしています」「最前線に従事する国家警察と国軍、および高齢者に対し、8日から並行して行う予定です」
うち高齢者については、健康保険(EsSalud)加入者のほか、女性・社会的弱者省(MIMP)および開発社会包摂省(MIDIS)管轄の施設で対応中の住民グループを含む公共セクターの該当者を対象に接種プロセスを開始する予定と保健相は説明。他にも、サン・ビセンテ・デ・パウル、カネバロ、カサ・デ・トドスなど、民間慈善団体による老人施設の高齢者にも適用される見通しと伝えた。
ペルーには昨晩、政府の直接購入による米ファイザー社製の新型コロナウイルスワクチン5万単位がKLM航空743便で到着した。
(ソース: Gestión 05/03/21)
ペルーパンデミック355日目
ペルー保健省発表3月3日COVID-19関連国内統計
- 感染者数累計 1349847人(前日比+4878)
- 死者数累計 47306人(+217)
- 既検査数累計 7757176件(+55257)
- 陽性率 17.4%↓
- 死亡率 3.505%↑
- 入院患者数 14839人(-462)
- 上記の内ICU患者数 2176人(+23)
- 回復患者数 1248642人(-1405)
直近一週間の一日当り感染者数推移(カッコ内は死者数)
- 3月3日 4878人(217)
- 3月2日 6672人(195)
- 3月1日 5358人(209)
- 2月28日 3134人(191)
- 2月27日 5942人(195)
- 2月26日 7500人(205)
- 2月25日 7641人(191)
- 直近7日間平均 5875人↓(200.4↓)
- 直近7日間の陽性率 12.77%↓ ※累計比
- 直近7日間の感染者数合計 41125人↓(前日比-3045↓)
- 直近7日間の死者数合計 1403人↓(前日比-3↓)
(ソース: MINSA 3月4日)