料理通信 JOURNAL 再ロックダウンが与えた影響

3月18日(木)web料理通信・JOURNALに 再ロックダウンで岐路に立つリマのレストラン業界 が掲載されました。

食のオピニオンリーダーたちのアンテナを刺激する雑誌『料理通信』。生産者から料理人、料理研究家、食通の一般層まで幅広い人たちをターゲットとするフードマガジンです。時代に合わせ2021年から「The Cuisine Press/web料理通信」に統一、国内外の食事情をよりタイムリーにお届けできるようになりました。

以前から参加させて頂いているWORLD TOPICSのコーナーはJOURNALに移動、今回は2月に実施されたペルーの再ロックダウンが飲食業界に与えた影響について執筆しました。このコロナ禍で国内20万軒あったレストランのうち、7万軒以上が閉鎖に追い込まれています。3月からは店内営業が解禁されましたが、最大収容人数は定員のわずか30%。店を開けるだけで赤字覚悟という厳しさです。

そういえば昨日、リマのニッケイ料理レストラン「マイド(Maido)」のオーナーシェフ、ミツハル・ツムラ氏が店内に最新型の空気清浄機を設置したと自身のSNSで報告していました。ほぼ2か月にも及ぶロックダウンですでに投資余力も限界かと思われる中、利用者に少しでも安心して食事を楽しんでもらえるよう努力する姿に好感が持てます。

ペルーはいまだ感染拡大を止めることができず、厳しい状況が続いています。そんな中ではありますがなんとか一軒でも多くの店が生き延び、また美食の都として再び活気ある日々が戻ってくることを願ってやみません。

ペルーパンデミック372日目

ペルー保健省発表3月20日COVID-19関連国内統計

  • 感染者数累計 1466326人(前日比+5547)
  • 死者数累計 50198人(+113)
  • 既検査数累計 8711797件(+51956)
  • 陽性率 16.83%↓
  • 死亡率 3.423%↓
  • 入院患者数 14885人(-67)
  • 上記の内ICU患者数 2215人(-26)
  • 回復患者数 1381318人(+8140)

直近一週間の一日当り感染者数推移(カッコ内は死者数)

  • 3月20日 5547人(113)
  • 3月19日 9134人(188)
  • 3月18日 8124人(191)
  • 3月17日 7923人(183)
  • 3月16日 8534人(193) 
  • 3月15日 8090人(153)
  • 3月14日 6568人(174)
  • 直近7日間平均 7702.9人↑(170.7↓)
  • 直近7日間の陽性率 12.62%↑ ※累計比
  • 直近7日間の感染者数合計 53920人↑(前日比1104↑)
  • 直近7日間の死者数合計 1195人↓(前日比-49↓)

(ソース: MINSA 3月21日)