首都感染者の4割はブラジル変異株 保健省報告

ペルー保健相オスカル・ウガルテは、国立衛生研究所(INS)の調査データを基に、リマ市における新型コロナウイルス第二波感染者の4割はブラジル変異株によるものと報告した。

中でもアテ、エル・アグスティーノ、ルリガンチョーチョシカ、サンタアニータの各区を始めとするリマ市東部地区のブラジル変異株の割合は63.2%と高率で、国内東部(※ブラジルはペルーの東側に隣接)から首都リマへと向かう旅行者のルート上に位置するのがその理由と同相は説明している。

一方、ヌリア・エスパルチ国防相は、カリャオ特別州を含む複数の州におけるCOVID-19感染警戒レベルの引き下げに言及。3月29日から4月11日にかけての期間、最高度警戒レベルの適用地域を現在の27郡から以下の19郡に変更する方向で検討中と伝えている。

  • アンダワイラス(アプリマック州)
  • ワイラス(アンカシュ州)
  • ウアマンガ(アヤクチョ州)
  • クスコ(クスコ州)
  • イカ(イカ州)
  • チュパカ(フニン州)
  • チャンチャマヨ(フニン州)
  • トルヒーヨ(ラ・リベルタ州)
  • パカスマヨ(ラ・リベルタ州)
  • バランカ(リマ州)
  • ワウラ(リマ州)
  • ワロチリ(リマ州)
  • アルト・アマソナス(ロレト州)
  • タンボパタ(マードレデディオス州)
  • ピウラ(ピウラ州)
  • プーノ(プーノ州)
  • モヨバンバ(サンマルティン州)
  • トゥンベス(トゥンベス州)
  • コロネル・ポルティージョ(ウカヤリ州)

(ソース:Gestiòn 25/03/21)

ペルーパンデミック376日目

ペルー保健省発表3月24日COVID-19関連国内統計

  • 感染者数累計 1500465人(前日比+7946)
  • 死者数累計 50831人(+175)
  • 既検査数累計 8950031件(+68437)
  • 陽性率 16.76%↓
  • 死亡率 3.388%↓
  • 入院患者数 15112人(-117)
  • 上記の内ICU患者数 2276人(+23)
  • 回復患者数 1414106人(+7802)

直近一週間の一日当り感染者数推移(カッコ内は死者数)

  • 3月24日 7946人(175)
  • 3月23日 11260人(182)
  • 3月22日 8469人(135)
  • 3月21日 6464人(141)
  • 3月20日 5547人(113) 
  • 3月19日 9134人(188)
  • 3月18日 8124人(191)
  • 直近7日間平均 8134.9人↑(160.7↓)
  • 直近7日間の陽性率 13.55%↓ ※累計比
  • 直近7日間の感染者数合計 56944人↑(前日比23↑)
  • 直近7日間の死者数合計 1125人↓(前日比-8↓)

(ソース: MINSA 3月25日)