社会保険庁は16日、安全性への過信や防疫措置の不履行により、リマ市内の公園が新型コロナウイルスの新たな感染源になっていると警告した。
同庁COVID-19情報分析チームの責任者ダンテ・セルッソは、年明けから1か月半の間、リマ首都圏(リマ市43区およびカリャオ特別州の総称)に位置する大型公園や緑地(下表参照)の周囲で新たな感染者が多発していると報告している。
年初来周囲に新規感染者が多発している主な公園や緑地
区名 | 公園や緑地の名称 |
---|---|
ブレーニャ | Murillo, Ovalo Varela |
プエブロリブレ | San Bernardo, San Carlos, Américas, Candamo, Bahía, Ruiz, Santa Rosa, Orquídeas, Raimondi, José de la Puente Olavegoya |
リマセントロ | Mirones, 9 de diciembre, Plaza Monserrate, Historia de la Medicina Peruana, Recreacional – Buenos Aires |
サンミゲル | Paul Harris, Machu Picchu, Vallejo, Inca Garcilaso de la Vega, Vilcahuara, Chicama Pucala, Paititi, VIrgen de Fatima |
サンフアンデミラフローレス | La Losa deportiva de Ampliación 3, Parque Belén, El Bosque, Central, 12 de noviembre, Ampliación 6, Complejo deportivo Las Américas, el Parque la Pileta |
ビジャマリアデルトリウンフォ | Complejo deportivo Andrés Avelino Cáceres, el parque Israel |
スルキージョ | Complejo Deportivo Paul Harris |
公共スペースでの感染を予防し、公園や緑地で感染者を増やさないためには、防疫プロトコルの履行が必須とCOVID-19情報分析チームは指摘。社会保険庁もまた、家族で公共の場所に赴く際には、マスクの着用を忘れず人が密集する時間帯を避けるなど、住民に対し以下のように勧告している。
- マスク着用の徹底
- 子供を含め利用者が密集する時間帯を避ける
- アルコールによる消毒の励行
- ベンチは消毒してから座る
- 政府が指示する利用時間帯の順守
- スポーツやレクリエーション中は他人との接触を回避する
(ソース: Andina 17/02/21)
ペルーパンデミック339日目
ペルー保健省発表2月15日COVID-19関連国内統計
- 感染者数累計 1244729人(前日比+6228)
- 死者数累計 44056人(+176)
- 既検査数累計 6993146件(+42411)
- 陽性率 17.8%↓
- 死亡率 3.539%↓
- 入院患者数 14438人(-49)
- 上記の内ICU患者数 2086人(+6)
- 回復患者数 1155956人(+6589)
直近一週間の一日当り感染者数推移(カッコ内は死者数)
- 2月15日 6228人(176)
- 2月14日 3203人(177)
- 2月13日 8093人(212)
- 2月12日 6457人(236)
- 2月11日 8439人(210)
- 2月10日 8807人(186)
- 2月9日 6724人(233)
- 直近7日間平均 6850.1人↑(204.3↑)
- 直近7日間の陽性率 14.71%↓ ※累計比
- 直近7日間の感染者数合計 47951人↑(前日比671↑)
- 直近7日間の死者数合計 1430人↑(前日比17↑)
(ソース: MINSA 2月16日)