パンデミック下のショッピングモール(SC)再開から4か月が経過。コンサルタント企業Activa Perúが全国1043人の成人男女を対象に実施したオンライン調査によると、34.6%(前回調査比+6.2㌽)が6月22日以降にSCを訪れたと回答している。
年齢層別では18~30歳の若年層が31%で最多。また、今後まもなく訪れると答えた層も27.4%を占め、前月から10.9㌽増加した。
一方、パンデミックが落ち着くまでSCには行かないとする層は前月比で17.1㌽減り38.0%に。COVID-19による入院患者数や死者数の減少に伴い、買い物や娯楽の習慣も復調の傾向にあると同社は分析している。
パンデミック下におけるSC再開への対応
パンデミックが落ち着くまでSCには行かない
- 6月24日時点 62.3%
- 8月28日時点 55.1%
- 10月2日時点 38.0%
まだSCには行っていないが、今後まもなく訪れる予定
- 6月24日時点 21.7%
- 8月28日時点 16.5%
- 10月2日時点 27.4%
SCにはもう行った
- 6月24日時点 16.0%
- 8月28日時点 28.4%
- 10月2日時点 34.6%
レストランの再開
一方、レストランについても16.1%がすでに訪れたと回答、10.5%が来月には行く予定としている。後者を社会経済階層別に見るとC層が38%で最多、次いでD/E層(33%)、A/B層(32%)の順。年齢層別では18~30歳および41~50歳が多く、性別では女性(11.1%)が男性(9.9%)より1.2㌽優勢。地域別では首都圏(12.1%)が地方部(9.8%)を2.3㌽上回った。
「しかしながら、70%以上の人々はパンデミックが落ち着くまで行かないか、判断できないと答えています。一方、レストラン側は防疫プロトコルの適用による安全性をアピールし、消費者の信頼を得ようと努力しています。価格の引き下げも考慮しているようです」と同社は解説した。
レストラン再開に対する反応
- パンデミックが落ち着くまでレストランでの食事は考えていない 39.2%
- 今は判断できない 34.3%
- すでにレストランで食事をした 16.1%
- まだ行っていないが今後行く予定はある 10.5%
国内旅客航空便の再開
今後3~6か月以内に航空便を利用したバケーション旅行を計画しているとの回答は19%で、前回の調査(8月)から8㌽上昇。年齢層別では51歳以上(31%)、社会経済階層別ではA/B層(26%)がそれぞれ最多に。
国内旅客航空便の再開に対する反応
パンデミックが落ち着くまで飛行機は利用しない
- 6月24日時点 75.0%
- 8月28日時点 69.4%
- 10月2日時点 6.3%
飛行機の利用については今のところ判断できない
- 6月24日時点 22.1%
- 8月28日時点 28.1%
- 10月2日時点 28.1%
航空券を購入済(予約済)
- 6月24日時点 1.5%
- 8月28日時点 1.9%
- 10月2日時点 1.1%
すでに飛行機で旅行した
- 6月24日時点 1.4%
- 8月28日時点 0.5%
- 10月2日時点 1.5%
(ソース: Gestión 29/10/20)
国家緊急事態発令期間 11月末まで延長
ペルー首相府(PCM)は29日、現行の国家緊急事態発令期限(10月31日)を11月30日まで延長する大統領令第174-2020-PCMを官報にて公布した。
(ソース: El Peruano 29/10/20)
ペルーパンデミック228日目
ペルー保健省発表10月27日COVID-19関連国内統計
- 感染者数累計 894928人(前日比+2431)
- 死者数累計 34315人(+58)
- 既検査数累計 4449985件(+22234)
- 陽性率 20.11%↓
- 死亡率 3.834%↓
- 1日の検査数 22234人(+1776)
- 1日の感染者数 866人(-30)※当該日以前の感染者1565人を除く
- 入院患者数 5593人(-2)
- 上記の内ICU患者数 1060人(+12)
- 回復患者数 816688人(+2484)
直近一週間の一日当り感染者数推移(カッコ内は死者数)
- 10月27日 2431人(58)
- 10月26日 1923人(60)
- 10月25日 1859人(48)
- 10月24日 2501人(54)
- 10月23日 3098人(62)
- 10月22日 3240人(49)
- 10月21日 2991人(47)
- 直近7日間平均 2577.6人↓(54↓)
- 直近7日間の陽性率 11.55%↓ ※累計比
(ソース: MINSA 10月28日)