リサーチ企業Datumの調査による最新の調査で、COVID-19パンデミックに伴う公衆衛生上の危機から脱したとする企業幹部の割合は40%に上ることが判明した。
国際リサーチ企業Datumが10月2日から5日にかけ、ペルーの企業幹部1224人を対象に実施したアンケート調査によると、コロナ禍における衛生危機への実感は次のようになった。
感染への恐怖 | 5月 | 今回調査時 | 差異 |
---|---|---|---|
感じる | 78% | 69% | ▲9㌽ |
感じない | 22% | 31% | +9㌽ |
現状における感覚 | 5月時点 | 今回調査時 | 差異 |
---|---|---|---|
危機的状況から脱した | 6% | 40% | +34㌽ |
今がまさに危機的状況 | 61% | 15% | ▲46㌽ |
危機的状況はこれから | 33% | 36% | +3㌽ |
不明・無回答 | 0% | 9% | +9㌽ |
危機的状況からは脱したとする回答はA/B層が最多(48.5%)、地域別では国内北部(44%)と南部(42%)でそれぞれ平均を上回った。危機的状況はこれからとする回答は、C層(38%)と国内中央部(39%)で多数を占めた。
授業再開方式について
ここ数日話題に上っている、学生や児童の来年に向けた対面授業再開の問題については次のとおり。
対面授業再開について | 率 |
---|---|
パンデミック終息まで再開すべきでない | 45% |
登校はワクチン接種済の児童に限る | 34% |
ワクチンがなければ厳格な防疫手段が必要 | 19% |
不明・無回答 | 2% |
また、全体では45%、リマと国内南部ではそれぞれ47%が対面授業とリモート学習の併用論に賛同している。社会階層別ではA/B層(52%)およびC層(48.8%)で同論が顕著。
一方、授業はすべてリモートで行うべきとする回答も、北部(43.4%)と中部(43.4%)ならびにA/B層(37%)とC層(39%)で目立った。
(ソース: Gestión 13/10/20)
ペルーCOVID-19パンデミック212日目
ペルー保健省発表10月11日COVID-19関連国内統計
- 感染者数累計 851171人(前日比+1800)
- 死者数累計 33357人(+52)
- 既検査数累計 4092566件(+15209)
- 陽性率 20.8%↓
- 死亡率 3.919%↓
- 1日の検査数 15209人(-11467)
- 1日の感染者数 590人(-486)※当該日以前の感染者1210人を除く
- 入院患者数 6272人(-19)
- 上記の内ICU患者数 1182人(-28)
- 回復患者数 748097人(+4128)
直近一週間の一日当り感染者数推移(カッコ内は死者数)
- 10月11日 1800人(52)
- 10月10日 3283人(82)
- 10月9日 2733人(65)
- 10月8日 4741人(60)
- 10月7日 2952人(89)
- 10月6日 2733人(95)
- 10月5日 2930人(80)
- 直近7日間平均 3024.6人↓(74.7↓)
- 直近7日間の陽性率 16.13%↓ ※累計比
(ソース: MINSA 10月12日)