日本にもペルーがあった…!? ペルー政府観光庁(Promperú)によるキャンペーン「#日本のペルー」が9月3日から始まった。
同キャンペーンは、ペルーが誇る文化遺産や自然景観、伝統料理や祭りなど11の魅力あふれる観光資源を紹介し、それぞれによく似た日本のアイテムを選んでもらうという企画。
同庁の公式Twitterアカウントをフォローし、公式ウェブサイトから印象に残った「#日本のペルー」をRTすると、抽選で豪華ペルー旅行(2組4名)やペルーオリジナルバック(70名)が当たるお得なキャンペーンだ。
同庁が紹介する11の観光リソースは次のとおり。
マチュピチュ遺跡(Machu Picchu)
「死ぬまでに一度は行きたい場所」リストの常連であり、世界遺産としても有名なクスコ州ウルバンバ郡のマチュピチュ遺跡。かつては藪に覆われていたが、1911年7月24日に米国人探検家ハイラム・ビンガムにより”再発見”され、今ではペルー観光の象徴となっている。ワイナピチュを従え、夜明けと共に雲海から現れるその姿は圧巻の一言。
モライ遺跡(Moray)
マチュピチュに次いて外国人観光客に人気のあるクスコのモライ遺跡。ペルー通商観光省(MINCETUR)の公式統計によると、2017年には内外から合計42万3345人の旅行者がこの遺跡を訪れたという。標高3500mの地に大小合わせて4か所の同心円状の遺構があり、微小気候を利用したインカの農業実験場という説が有力。
マラスの塩田(Las salineras de Maras)
街道を外れ、羊の群れを眺めながら谷を下っていくと突如現れる風光明媚なクスコの塩田。遥か昔、造山運動で隆起した地層中の塩分が湧き水に溶けこの村に流れ出ており、それぞれの田は世襲により今日まで受け継がれている。マラス産のミネラル塩は、多くの有名レストランやペルー在留邦人が料理に用いる人気の塩。
チチカカ湖(Lago Titicaca)
ペルー南部、ボリビアとの国境のプーノ州に位置し、世界一標高の高い場所にある船舶航行可能な湖。2018年、一般社団法人日本旅行業協会(JATA)によるアメリカ大陸の風景30選にランクインした。どこまでも青い標高3810mのこの湖は約6割がペルー領、残り4割がボリビア領で、ボリビア側にある太陽の島(Isla del Sol)にはインカの祖となる初代皇帝マンコ・カパックとその妻ママ・オクーリョが降り立ったという伝説がある。発音はチチカカではなくティティカカ。
ラグーナ69(Laguna 69)
ペルー中部、ワラスで有名なアンカシュ州にある空色の湖水と周囲の雪渓で知られる標高4600mの湖。ワスカラン国立公園のエリア内にあり、2019年にペルーの有力紙El Comercioが全国の湖10選にセレクトした。5月から10月にかけての暖かい時期に訪れるのがベストらしい(まだ行ってないので写真はありません)。
ラ・レゼルバ公園(Parque de la Reserva)
リマセントロに位置し、”公共の公園内にある世界最大の複合噴水施設”としてギネスブック入りしている「Circuito Mágico del Agua(魔法の噴水巡り)」が有名な憩いの公園。砂漠性気候のリマは夏の夜でも涼しく、ライトアップされた噴水ではしゃいでずぶ濡れになり風邪をひくペルー人が後を絶たない。
サン・マルティン像(Monumento a San Martín)
ペルーの独立100周年を記念し建てられた銅像で、花崗岩製の土台を含めた高さは16m、リマ旧市街の南端に位置するサン・マルティン広場にある。馬に跨っているホセ・デ・サン・マルティン将軍は、リマ入城後の1821年7月28日にこの広場でスペイン王権からの独立を宣言したペルーの英雄の一人。
ピサック市場(Mercado tradicional de Pisac)
クスコの聖なる谷にある町、ピサックの素朴な伝統市場(いちば)。古くからトウモロコシやキヌア、ジャガイモなどの農産が盛んな土地で、やがで町の中心に市が立つようになったという。民芸品や手工芸品の品揃えも豊富で、ここでクスコ土産を手に入れる旅行者も多い。付近にはインカの石組みで名高いピサック遺跡がある。
ペルー料理(Comidas peruanas)
ペルーはラテンアメリカ一の美食の国。数あるオススメ料理の中から、代表的なものを4つピックアップ。「ロモサルタード」は牛肉とタマネギ、トマト、フライドポテトの炒め物、「アンティクーチョ」は新鮮な牛ハツの炭火焼きだ。魚介のレモンマリネ「セビーチェ」は、誰もが愛する国民的料理。「パパレジェーナ」はペルー版巨大コロッケといったところだろう。
カンデラリア祭り(Festividad de la Virgen de la Candelaria)
チチカカ湖のあるプーノ州で毎年2月に開催されるペルー最大のアンデス高地民族舞踊フェスティバル。華やかな民族衣装を身に着けた180以上のグループが参加し、およそ10万人のダンサーが様々な民族音楽に合わせ伝統の踊りを繰り広げる。「燭台の聖母祭」の名でも知られるこの催しは、2014年にユネスコの無形文化遺産に登録された。
プカラ(Pucará)
屋根や入り口の上に鎮座する、アンデスではよく見かける陶器製の置物。家畜の繁殖や庇護、幸福、夫婦円満などの象徴とされる。プーノ発祥の牛形が有名で、他にも家形など複数のバリエーションがある。
応募期間など
当キャンペーンの応募期間は2020年9月3日(木)から2020年11月11日(水)23:59まで。日本国内在住の成人が対象(Promperúとペルー通商観光省の関係者およびその親族を除く)で、TwitterアカウントのフォローとRTは必須事項だ。ペルー旅行の対象期間は2021年6月~12月(予定)。アンデスが乾期に入るまさにベストシーズン、ぜひこの機会をお見逃しなく!
(ソース: Promperú)
ペルー国家緊急事態発令176日目
9月7日0:00ペルー保健省(MINSA)発表COVID-19関連国内統計
- 感染者数累計 691575人(前日比+1598)
- 死者数累計 29976人(+138)
- 既検査数累計 3386625件(+7045)
- 陽性率 20.42%↓
- 死亡率 4.334%↑
- 1日の検査数 7045人(-19100)
- 1日の感染者数 598人(-1654)※当該日以前の感染者1000人を除く
- 1日の陽性率 22.68%↓
- 入院患者数 11242人(-85)
- 上記の内ICU患者数 1488人(-12)
- 回復患者数 522251人(+7212)
過去一週間の一日当り感染者数推移(カッコ内は死者数)
- 9月7日 1598人(138)
- 9月6日 6275人(151)
- 9月5日 6854人(133)
- 9月4日 6703人(149)
- 9月3日 6708人(146)
- 9月2日 6308人(191)
- 9月1日 5092人(124)
- 直近7日間平均 5648.3人↓(147.4↓)
- 直近7日間の陽性率 23.15%↑ ※累計比
(ソース: MINSA 9月7日)