米国ジョンズ・ホプキンズ大学コロナウイルスリソースセンターによると、ペルーのCOVID-19累計死者数は昨夜の統計で3万人を超え(※9月8日午前零時現在3万123人)、死者数3万人以上の上位8か国リストに同国の名が追加された。
新型コロナウイルス感染症による死者数が現在最も多い国は米国(18万9698人)。次いでブラジル(12万7464人)、インド(7万3890人)、メキシコ(6万8484人)、英国(4万1675人)、イタリア(3万5563人)、フランス(3万770人)、ペルー(3万123人)の順。
ペルーでは累計死者数と同感染者数(69万6190人)が多い一方、どちらも3週間前から着実な減少傾向にあり、パンデミックに収束の兆しが表れている。
ペルー保健省はさらに、入院と自宅隔離双方の患者を合わせ今までに52万9751人が回復したと報告。ペルーは中国企業Sinopharm社研究所のワクチン治験にも志願している。
COVID-19死者数ワースト1位の米国では8日、確認済の感染者が前日比で2万5873人増え、累計で632万5042人に達した。
日刊紙The New York Timesの再集計によるニューヨーク市のCOVID-19累計死者数は2万3736人。ニューヨーク州全体の感染者数はもはや全米一位ではないものの、累計死者数(3万3100人)はいまだ最大で、フランスやスペイン各国の合計よりも多い。
ジョンズ・ホプキンズ大学のヒートマップによると、累計死者数全米2位の州はニュージャージー(1万6120人)、次いでテキサス(1万3875人)、カリフォルニア(1万3813人)、フロリダ(1万1919人)の順。
ラテンアメリカ・カリブ諸国における9日のCOVID-19累計死者数は30万人を超えた。一方、オックスフォード大学(英)とアストラゼネカ(英)により進められていたCOVID-19ワクチンの治験は、ボランティアが原因不明の疾患を発症したため中止された。
(ソース: Perú21 09/09/20)
ペルー国家緊急事態発令178日目
9月9日0:00ペルー保健省(MINSA)発表COVID-19関連国内統計
- 感染者数累計 702776人(前日比+6586)
- 死者数累計 30236人(+113)
- 既検査数累計 3428910件(+25513)
- 陽性率 20.5%↑
- 死亡率 4.302%↓
- 1日の検査数 25513人(+8741)
- 1日の感染者数 775人(-95)※当該日以前の感染者5811人を除く
- 1日の陽性率 25.81%↓
- 入院患者数 10727人(-360)
- 上記の内ICU患者数 1476人(-23)
- 回復患者数 536959人(+7208)
過去一週間の一日当り感染者数推移(カッコ内は死者数)
- 9月9日 6586人(113)
- 9月8日 4615人(147)
- 9月7日 1598人(138)
- 9月6日 6275人(151)
- 9月5日 6854人(133)
- 9月4日 6703人(149)
- 9月3日 6708人(146)
- 直近7日間平均 5619.9人↑(139.6↓)
- 直近7日間の陽性率 22.85%↓ ※累計比
(ソース: MINSA 9月9日)