新型コロナウイルス感染防止対策として明日の月曜(7月20日)以降、リマ市の南北を結ぶメトロ1号線の全乗客に対し、フェイスシールドの着用が義務付けられる。同路線の運行を担うGyM Ferrovías社が伝えた。
明日以降、フェイスシールドとマスクの双方を着用しない乗客は電車を利用することができない。新たな感染予防措置の適用に伴い、駅員による呼びかけや構内アナウンス、ウェブサイトやSNS上での情報発信を通じ、フェイスシールド着用の必要性を啓蒙するキャンペーンが始まっている。
メトロ1号線では、保健省が定めるマスクの着用や社会的距離の保持にフェイスシールド使用義務を加え、バイオセキュリティのフォローアップに協力する構え。
中央政府による安全衛生措置の一環として、COVID-19パンデミックに伴う国家緊急事態の発令以降、駅構内や列車内の最大定員は以前の1200人から200人程度まで抑えられてきた。
さらに、各列車の先頭車両前面部にはマスク型の告知を掲げ、社会的距離が保てるよう座席には一定の間隔で使用不可の印をつけるなど、乗客へのメッセージ発信に努めている。
同社はまた、各駅の警戒にあたる国軍と国家警察に対し、鉄道運行衛生プロトコル遵守状況の監督および公共秩序維持への多大な貢献に深い敬意を表した。
最後に同社は、電車を利用するすべての乗客に向け、社会的距離(1m)の保持やマスクとフェイスシールドの着用、構内や車内における携帯電話使用や私語の禁止、発熱や風邪の症状がある場合の利用自粛などを守るよう繰り返し呼びかけた。
(ソース: Andina 19/07/20)
ペルー国家緊急事態発令126日目
7月19日0:00ペルー保健省(MINSA)発表COVID-19関連国内統計
- 感染者数 353590人(前日比+4090)
- 死者数 13187人(+189)
- 既検査数 2063240件(+21022)
- 陽性率 17.14%
- 死亡率 3.73%
- 入院患者数 12309人(+99)
- 上記の内ICU患者数 1293人(-18)
- 回復患者数 241955人(+3869)
7月19日0:00現在州別感染者数
(*Clasificación de las regiones naturales se rige a la de INEI. / 地域区分は国立情報統計庁の分類に従う)
COSTA 274830人(+2766)
- リマ市 176221人(+1651)
- リマ郡部 13644人(+359)
- カリャオ 19794人(+100)
- トゥンベス 3537人(+23)
- ピウラ 19463人(+139)
- ランバイエケ 15753人(+172)
- ラ・リベルタ 13074人(+186)
- イカ 9980人(+35)
- モケグア 1670人(+42)
- タクナ 1694人(+59)
SIERRA 45758人(+969)
- カハマルカ 4205人(+96)
- ワヌコ 4806人(+149)
- パスコ 1454人(+5)
- アンカシュ 10309人(+97)
- フニン 5875人(+103)
- ワンカベリカ 1236人(+14)
- アヤクチョ 2791人(+127)
- アプリマック 715人(+17)
- クスコ 2750人(+140)
- アレキパ 10318人(+206)
- プーノ 1299人(+15)
SELVA 33002人(+355)
- ロレト 10227人(+35)
- アマソナス 3994人(+148)
- サンマルティン 7019人(+72)
- ウカヤリ 9157人(+80)
- マードレデディオス 2605人(+20)
過去一週間の一日当り感染者数推移(カッコ内は死者数)
- 7月19日 4090人(189)
- 7月18日 3963人(199)
- 7月17日 3951人(184)
- 7月16日 3862人(198)
- 7月15日 3857人(188)
- 7月14日 3744人(175)
- 7月13日 3797人(184)
- 7日間平均 3894.9人↑(188.1↑)
(ソース: MINSA 7月19日)