コロナ禍で51%が失業や収入減懸念

市場リサーチ企業Datum社が実施した調査によると、回答者の51%がコロナ禍で雇用と収入の維持に不安を抱いていることが分かった。

この調査はペルーの全国都市部成人1000人を対象に行われたもの。「仕事を失う不安がまだ続いてます。今は仕事に就いているものの、いつリストラや給与削減に見舞われるかわからない人がたくさんいます」と同社のトラドCEOは話す。

係る状況下で庶民の財布の紐はますます固くなり、日用品の購入も本当に必要なものだけに絞られているという。「外出制限の間に不要な支出が見直されるようになり、ファッションやエンタメ関連などの出費も減っています」

また外出制限中は、休校に起因する子供の学費の値下げや、移動制限による交通費出費減にかなり助けられているとCEOは指摘した。

食料品の購入方法にも変化が見られ、デリバリーが44%、店頭購入は81%で、37%は両刀派。感染予防意識の高まりからEC利用が増え、プラットフォームは企業ウェブサイト36%、WhatsApp28%、Facebook16%など。支払いは現金派が59%、カード派は41%。

ペルーの経済回復に必要な期間は?

  • 6か月以内 11%
  • 7~12か月 20%
  • 12~24か月 39%
  • 24か月以上 23%

外出制限下における日常習慣の変化

  • 起床・就寝時間が変わった 79%
  • 以前より食事量が増えた 46%
  • オンライン学習を始めた 43%
  • 屋内での運動が増えた 40%

(ソース: Gestión 09/08/20)

ペルー国家緊急事態発令116日目

7月9日0:00ペルー保健省(MINSA)発表COVID-19関連国内統計

  • 感染者数 316448人(前日比+3537)
  • 死者数 11314人(+181)
  • 既検査数 1863278件(+20962)
  • 陽性率 16.98%
  • 死亡率 3.58%
  • 入院患者数 11770人(+144)
  • 上記の内ICU患者数 1292人(+27)
  • 回復患者数 207802人(+3054)

7月9日0:00現在州別感染者数

(*Clasificación de las regiones naturales se rige a la de INEI. / 地域区分は国立情報統計庁の分類に従う)

COSTA 249344人(+2409)

  • リマ 171458人(+1472)
  • カリャオ 18745人(+124)
  • トゥンベス 3257人(+39)
  • ピウラ 18293人(+152)
  • ランバイエケ 14742人(+181)
  • ラ・リベルタ 11494人(+158)
  • イカ 8997人(+214)
  • モケグア 1221人(+39)
  • タクナ 1137人(+30)

SIERRA 37137人(+805)

  • カハマルカ 3110人(+98)
  • ワヌコ 3361人(+89)
  • パスコ 1271人(+37)
  • アンカシュ 9185人(+114)
  • フニン 4821人(+96)
  • ワンカベリカ 1049人(+26)
  • アヤクチョ 2130人(+53)
  • アプリマック 615人(+12)
  • クスコ 2093人(+34)
  • アレキパ 8374人(+230)
  • プーノ 1128人(+16)

SELVA 29967人(+323)

  • ロレト 9656人(+58)
  • アマソナス 3167人(+84)
  • サンマルティン 6306人(+90)
  • ウカヤリ 8476人(+55)
  • マードレデディオス 2362人(+36)

過去一週間の一日当り感染者数推移(カッコ内は死者数)

  • 7月9日 3537人(181)
  • 7月8日 3633人(181)
  • 7月7日 3575人(180)
  • 7月6日 2985人(183)
  • 7月5日 3638人(177)
  • 7月4日 3481人(186)
  • 7月3日 3595人(181)
  • 7日間平均 3492人↑(181.3↓)

(ソース: MINSA 7月9日)