新型コロナウイルス感染拡大に伴う国家緊急事態発令から114日目のペルー、本日午前零時現在の累計感染者数は30万9278人。109日目(7月2日)には死者数が1万人を突破、112日目(7月5日)には感染者数が30万人を超えた。
感染者が特に多い地域は、リマ州(16万8366人)、カリャオ特別州(1万8510人)、ピウラ州(1万8028人)、ランバイエケ州(1万4454人)、ラ・リベルタ州(1万1171人)など。
累計死者数は1万952人。6月21日以降の17日間で、全体の4分の1以上に相当する2907人の犠牲者が出ている。感染者数に対する死亡率は3.54%、男女比は70.75%対29.25%。人工呼吸器が設置された集中治療用病床数は計1372床、うち空き数は136床(※男女比および病床数は7月6日現在の統計)。
外出制限下の消費動向調査
コンサルタント企業Activaが6月下旬、リマを中心とする全国の成人1374人を対象に実施した消費動向調査の結果は次のとおり。
延期中の家計支出・投資(複数回答)
- 家屋の修繕 50.5%(前月比▲1.1㌽)
- 誕生日等家族イベント 37.6%(+1.1)
- 事業投資 36.8%(▲1.2)
- 教育・資格取得等の学習費用 33.5%(▲7.0)
- 不動産(家屋)購入費用 26.0%(▲0.1)
- 高価な食材 25.4%(+0.6)
ショッピングモールの訪問時期(予想)
- 再開後すぐ 4.0%
- 1~2週間後 3.2%
- 2~3週間後 7.7%
- 1か月後 7.0%
- 2か月後 12.2%
- 3~5か月後 15.2%
- 6~8か月後 12.7%
- 9~12か月後 11.1%
- 1年以上待つ 10.5%
- わからない 16.5%
ショッピングモールへ行く目的
- 生活用品・家庭用品の購入 46.6%
- 散歩・気分転換・ウィンドウショッピング 35.1%
- 衣服・靴の購入 16.5%
- ファストフードの飲食 1.9%
旅行解禁後の行動(予想)
- パンデミック終息まで旅行は控える 76.5%
- コロナ禍以前よりも少ない頻度で旅行する 19.1%
- コロナ禍以前よりも多い頻度で旅行する 2.5%
- コロナ禍以前と同じ頻度で旅行する 1.9%
(ソース: Gestión 07/07/20)
ペルー国家緊急事態発令114日目
7月7日0:00ペルー保健省(MINSA)発表COVID-19関連国内統計
- 感染者数 309278人(前日比+3575)
- 死者数 10952人(+180)
- 既検査数 1821328件(+20638)
- 陽性率 16.98%
- 死亡率 3.54%
- 入院患者数 11646人(+247)
- 上記の内ICU患者数 1265人(+29)
- 回復患者数 200938人(+3319)
7月7日0:00現在州別感染者数
(*Clasificación de las regiones naturales se rige a la de INEI. / 地域区分は国立情報統計庁の分類に従う)
COSTA 244676人(+2354)
- リマ 168366人(+1713)
- カリャオ 18510人(+39)
- トゥンベス 3208人(+44)
- ピウラ 18028人(+87)
- ランバイエケ 14454人(+99)
- ラ・リベルタ 11171人(+121)
- イカ 8704人(+197)
- モケグア 1170人(+27)
- タクナ 1065人(+27)
SIERRA 35461人(+796)
- カハマルカ 2850人(+119)
- ワヌコ 3072人(+120)
- パスコ 1217人(+27)
- アンカシュ 8918人(+186)
- フニン 4580人(+117)
- ワンカベリカ 1001人(+26)
- アヤクチョ 2046人(+50)
- アプリマック 601人(+4)
- クスコ 2018人(+35)
- アレキパ 8073人(+91)
- プーノ 1085人(+21)
SELVA 29141人(+425)
- ロレト 9498人(+94)
- アマソナス 2948人(+88)
- サンマルティン 6097人(+74)
- ウカヤリ 8313人(+118)
- マードレデディオス 2285人(+51)
過去一週間の一日当り感染者数推移(カッコ内は死者数)
- 7月7日 3575人(180)
- 7月6日 2985人(183)
- 7月5日 3638人(177)
- 7月4日 3481人(186)
- 7月3日 3595人(181)
- 7月2日 3527人(185)
- 7月1日 3264人(183)
- 7日間平均 3437.9人↑(182.1↑)
(ソース: MINSA 7月7日)