60万人以上が学び舎の師を務めるペルー、今日7月6日は全国津々浦々の先生方を称える「教師の日」。一方、この国の教職は安月給で有名な職業でもある。
教育省が公開する公立校教師の平均月額給与はS/900(約2万7260円)からS/2900(約8万7839円)。一方、法に基づく指針により、初等教育第1段階(8段階の最初)の月額標準報酬はS/2300(約6万9660円)に改定されているとペルー教職員組合(SUTEP)は訴える。
「教師の報酬は不安定で、家族を養うには全く足りない。コロナ禍で基本的な生活を充足させるためには工夫が必要になる」とSUTEPのルシオ・カストロ書記長は説明した。
このような事情から、ペルーでは初等教育教師の約4割が副業に就いている。パンデミックによる休校の影響で、この割合はさらに拡大している模様だ。
書記長はまた、オンライン授業の普及を受け、インターネット接続費用など教師の金銭的負担が増えていると指摘。
「モバイルや固定回線のネット接続その他の費用について言わせてもらえるなら、これは問題の対処と解決に向け必要な措置を講じなかった政府の責任だ」と書記長は述べ、ビスカラ内閣が約束した助成金は未だ受け取っていないと強調した。
(ソース: RPP 06/07/20)
ペルー国家緊急事態発令113日目
7月6日0:00ペルー保健省(MINSA)発表COVID-19関連国内統計
- 感染者数 305703人(前日比+2985)
- 死者数 10772人(+183)
- 既検査数 1800690件(+17844)
- 陽性率 16.98%
- 死亡率 3.52%
- 入院患者数 11399人(+97)
- 上記の内ICU患者数 1236人(+9)
- 回復患者数 197619人(+3662)
7月6日0:00現在州別感染者数
(*Clasificación de las regiones naturales se rige a la de INEI. / 地域区分は国立情報統計庁の分類に従う)
COSTA 242322人(+1940)
- リマ 166653人(+1346)
- カリャオ 18471人(+65)
- トゥンベス 3164人(+18)
- ピウラ 17941人(+103)
- ランバイエケ 14355人(+96)
- ラ・リベルタ 11050人(+94)
- イカ 8507人(+193)
- モケグア 1143人(+21)
- タクナ 1038人(+4)
SIERRA 34665人(+733)
- カハマルカ 2731人(+144)
- ワヌコ 2952人(+52)
- パスコ 1190人(+6)
- アンカシュ 8732人(+80)
- フニン 4463人(+171)
- ワンカベリカ 975人(+17)
- アヤクチョ 1996人(+14)
- アプリマック 597人(+4)
- クスコ 1983人(+51)
- アレキパ 7982人(+175)
- プーノ 1064人(+19)
SELVA 28716人(+312)
- ロレト 9404人(+30)
- アマソナス 2860人(+143)
- サンマルティン 6023人(+76)
- ウカヤリ 8195人(+25)
- マードレデディオス 2234人(+38)
過去一週間の一日当り感染者数推移(カッコ内は死者数)
- 7月6日 2985人(183)
- 7月5日 3638人(177)
- 7月4日 3481人(186)
- 7月3日 3595人(181)
- 7月2日 3527人(185)
- 7月1日 3264人(183)
- 6月30日 2848人(173)
- 7日間平均 3334人↑(181.1↓)
(ソース: MINSA 7月6日)