ペルーのビスカラ大統領は3日、7月28日の独立記念日を挟んだ今月の3連休につき、前後の2日を撤回し官民とも平日扱いに変更する予定と発表した。
当措置に関し大統領は、現在第3段階にある経済活動再開の枠組み内での決定と説明。
「7月は経済活動の再開に全力で取り組む所存だ。この月を最大限に利用するため、生産部門の複数閣僚とすでに検討を重ねて来た。7月には計3日の不労日があり、うち28日と29日は祝日で、27日は大統領令による公共機関不労日。このうち本来の祝日(独立記念日)である28日のみを残し、27日と29日は平日扱いとする然るべき規定を公布するつもりだ。長期間に亘る経済活動の中断がその理由だ」
COVID-19中・軽症患者に対応するためリマ市サンフアンデルリガンチョ区に新設されたウィラコチャ公園臨時医療施設を視察目的で訪れていた大統領は、このように述べた。
同臨時医療施設のベッド数は200床で、来週月曜からCOVID-19患者の受け入れが始まる模様。大統領は本日、アルバ経財相と国内北部エルニーニョ災害復興局のモレノ・エグゼクティブダイレクター、サモラ保健相を伴い同施設を視察した。
(ソース: El Comercio 03/07/20)
ペルー国家緊急事態発令110日目
7月3日0:00ペルー保健省(MINSA)発表COVID-19関連国内統計
- 感染者数 295599人(前日比+3595)
- 死者数 10226人(+181)
- 既検査数 1740969件(+20708)
- 陽性率 16.98%
- 死亡率 3.46%
- 入院患者数 11131人(-48)
- 上記の内ICU患者数 1210人(-10)
- 回復患者数 185852人(+3755)
7月3日0:00現在州別感染者数
(*Clasificación de las regiones naturales se rige a la de INEI. / 地域区分は国立情報統計庁の分類に従う)
COSTA 235689人(+2309)
- リマ 162211人(+1310)
- カリャオ 18281人(+51)
- トゥンベス 3041人(+158)
- ピウラ 17573人(+237)
- ランバイエケ 14011人(+107)
- ラ・リベルタ 10509人(+176)
- イカ 8072人(+222)
- モケグア 1020人(+37)
- タクナ 971人(+11)
SIERRA 32556人(+634)
- カハマルカ 2404人(+112)
- ワヌコ 2628人(+68)
- パスコ 1155人(+22)
- アンカシュ 8383人(+120)
- フニン 4127人(+69)
- ワンカベリカ 940人(+13)
- アヤクチョ 1910人(+45)
- アプリマック 578人(+9)
- クスコ 1875人(+34)
- アレキパ 7545人(+120)
- プーノ 1011人(+22)
SELVA 27354人(+652)
- ロレト 9280人(+118)
- アマソナス 2448人(+119)
- サンマルティン 5589人(+273)
- ウカヤリ 7979人(+42)
- マードレデディオス 2058人(+100)
過去一週間の一日当り感染者数推移(カッコ内は死者数)
- 7月3日 3595人(181)
- 7月2日 3527人(185)
- 7月1日 3264人(183)
- 6月30日 2848人(173)
- 6月29日 2946人(187)
- 6月28日 3430人(182)
- 6月27日 3625人(196)
- 7日間平均 3319.3人↓(183.9↑)
(ソース: MINSA 7月3日)