6月18日(木)月刊 専門料理7月号・海外レポートのコーナーに カフェテリアからミニマーケットへ。業種変更に生き残りをかける老舗カフェテリアの戦略 が掲載されました。
コロナ禍で一時は全滅状態だったペルーのレストラン業界。ホテル・レストラン協会は早い時期からデリバリーとテイクアウトの必要性を政府に訴えていましたが、4月の段階ではまだ時期尚早といった雰囲気でした。そんな中カフェテリアからミニマーケットへと業態を大胆に変更し、いち早く事業再開を果たしたのがリマのパステレリア・サン・アントニオです。今回の専門料理では、ペルーのレストラン事情とあわせて同社の事例をご紹介しました。
正直なところ、最初は「レストランとしての矜持はないのか?」と思ったりもしました。でも同店の場合、自家製パンやスイーツの販売を続けることで調理スタッフの雇用を維持しています。店の味を知るベテランスタッフさえ確保していれば、いつかカフェテリアに戻る時もすぐ対応できるでしょう。現状に固執せず、時代に合わせた動きを素早く実行したサン・アントニオ。老舗ならではの強かさを感じます。
ペルーは今日から冬
本日午後4時43分(日本時間21日午前6時43分)からペルーの冬が始まる。この季節にはお馴染みの濃霧や霞、霧雨を伴う高い湿度が見込まれ、太平洋沿岸部の気温は平年並みかそれよりも少し低くなると国家水路・気象庁(SENAMHI)が伝えた。
2020年の冬は今日から9月22日午前8時30分まで続く。首都リマの気温予想は日中19℃・夜間14℃で、例年通りなら最低気温は12℃(湿度約97%)まで下がる可能性も。
北部沿岸は16℃~27℃、南部沿岸は11℃~23℃の予想。夜間の気温は中央ならびに南西の山間部で平年よりも下がり、東部の山間部とアマゾン地域では上昇、その他の地域は平年並みに。日中の気温は山間部およびアマゾン地域全域で平年を少し上回る見込み。また、急激な気温の低下に伴う寒さや凍結、降雪など冬季特有の現象も例年通りとしている。
さらに、今年の冬は特に北部アマゾンなどで月間平均降水量を上回る降雨が予想されるものの、渇水期にあたるため影響は少ない模様。他の地域は平年並みかそれ以下となる見通し。
(ソース: El Comercio 20/06/20)
ペルー全土封鎖 外出制限97日目
6月20日0:00ペルー保健省(MINSA)発表COVID-19関連国内統計
- 感染者数 251338人(前日比+3413)
- 死者数 7861人(+201)
- 既検査数 1482563件(+21297)
- 陽性率 16.95%
- 死亡率 3.13%
- 入院患者数 10577人(+132)
- 上記の内ICU患者数 1143人(+17)
- 回復患者数 138763人(+3243)
6月20日0:00現在州別感染者数
(*Clasificación de las regiones naturales se rige a la de INEI. / 地域区分は国立情報統計庁の分類に従う)
COSTA 205206人(+2295)
- リマ 143017人(+1505)
- カリャオ 16844人(+166)
- トゥンベス 2233人(+38)
- ピウラ 15123人(+221)
- ランバイエケ 12175人(+106)
- ラ・リベルタ 8185人(+125)
- イカ 6048人(+80)
- モケグア 843人(+8)
- タクナ 738人(+46)
SIERRA 24767人(+619)
- カハマルカ 1518人(+44)
- ワヌコ 1770人(+52)
- パスコ 856人(+15)
- アンカシュ 7002人(+125)
- フニン 3000人(+56)
- ワンカベリカ 799人(+43)
- アヤクチョ 1454人(+79)
- アプリマック 441人(+29)
- クスコ 1520人(+12)
- アレキパ 5654人(+121)
- プーノ 753人(+43)
SELVA 21365人(+499)
- ロレト 8195人(+144)
- アマソナス 1565人(+82)
- サンマルティン 3383人(+133)
- ウカヤリ 6915人(+98)
- マードレデディオス 1307人(+42)
過去一週間の一日当り感染者数推移(カッコ内は死者数)
- 6月20日 3413人(201)
- 6月19日 3537人(199)
- 6月18日 3480人(204)
- 6月17日 3752人(201)
- 6月16日 4164人(196)
- 6月15日 3256人(172)
- 6月14日 4604人(190)
- 7日間平均 3743.7人↓(194.7↑)
(ソース: MINSA 6月20日)