ビスカラ大統領は30日の記者会見で、バスなど都市部公共交通機関の機能維持を目的とする事業者への助成金支給に関する規定を明日公布すると発言。あわせて利用者に配布するフェイスシールド1000万個の製造を関連条項に盛り込むとしている。
明日7月1日からの外出制限緩和(7州および社会的弱者を除く)に伴い公共交通機関利用者の急増が予想されることから、大統領は乗客に対しフェイスシールドの着用を求めた。
「この規定はフェイスシールドの使用ならびにほぼ恒久的なマスクの着用義務も含んでいるが、車内で最低1mの社会的距離が確保できずかつ長時間の移動を伴うバスなどの公共交通機関においては、フェイスシールドの使用を項目に加えなければならない」
「規定には、都市部の公共交通機関を利用するすべての乗客に対し乗車時に配布される予定のフェイスシールド1000万個の製造が盛り込まれている。従い、(公共交通機関への)助成金を支給する一方で、政府も乗客と共にマスクとフェイスシールドの着用に向け取り組む必要があり、(着用は)査察対象となる」と大統領は強調した。
(ソース: El Comercio 30/06/20)
ペルー全土封鎖 外出制限107日目
6月30日0:00ペルー保健省(MINSA)発表COVID-19関連国内統計
- 感染者数 285213人(前日比+2848)
- 死者数 9677人(+173)
- 既検査数 1679386件(+18062)
- 陽性率 16.98%
- 死亡率 3.39%
- 入院患者数 11049人(+49)
- 上記の内ICU患者数 1185人(+2)
- 回復患者数 174535人(+3376)
6月30日0:00現在州別感染者数
(*Clasificación de las regiones naturales se rige a la de INEI. / 地域区分は国立情報統計庁の分類に従う)
COSTA 228845人(+1799)
- リマ 158189人(+1139)
- カリャオ 17984人(+40)
- トゥンベス 2696人(+55)
- ピウラ 16923人(+177)
- ランバイエケ 13657人(+85)
- ラ・リベルタ 9962人(+106)
- イカ 7588人(+181)
- モケグア 949人(+7)
- タクナ 897人(+9)
SIERRA 30628人(+467)
- カハマルカ 2138人(+47)
- ワヌコ 2363人(+64)
- パスコ 1104人(+13)
- アンカシュ 7988人(+114)
- フニン 3929人(+108)
- ワンカベリカ 902人(+12)
- アヤクチョ 1775人(+28)
- アプリマック 557人(+3)
- クスコ 1796人(+21)
- アレキパ 7124人(+48)
- プーノ 952人(+9)
SELVA 25740人(+582)
- ロレト 9023人(+68)
- アマソナス 2155人(+103)
- サンマルティン 4982人(+286)
- ウカヤリ 7736人(+68)
- マードレデディオス 1844人(+57)
過去一週間の一日当り感染者数推移(カッコ内は死者数)
- 6月30日 2848人(173)
- 6月29日 2946人(187)
- 6月28日 3430人(182)
- 6月27日 3625人(196)
- 6月26日 3762人(178)
- 6月25日 3913人(175)
- 6月24日 3879人(182)
- 7日間平均 3486.1人↓(181.9↓)
(ソース: MINSA 6月30日)