夜間外出禁止令 7月以降も継続適用へ

ペルーのサモラ保健相は25日朝、新型コロナウイルス感染拡大に伴い発令された国家緊急事態宣言の現行期限(6月30日)以降も、夜間外出禁止令などの措置は引き続き適用する予定と伝えた。

「6月30日の期限前に、”新たな共生”に向けた規則を定めるつもりです。すべての現行措置が解除されるわけではありません。夜間外出禁止令は時間帯を変更して継続適用される予定です。アレキパ州、イカ州、チンボテ市(アンカシュ州サンタ郡)のような感染者が増加中の地域では、より厳しい制限が設けられる可能性もあるでしょう」とTV番組で同相は述べた。

同相はまた、イベントなど大勢の人が集まるようなものを除き、COVID-19感染リスクが高くないと思われる経済活動は引き続き再開していくと明かした。

「わたしたちは”まずは自分の健康から”をスローガンに努力してきました。感染予防のための手洗いや社会的距離の保持、マスクの着用などの励行です。6月30日以降は、職場以外の場所における感染を減らす目的の外出制限を設ける予定です。例えば、国立競技場でサッカーの試合は開催されません」

同相はさらに、安全衛生措置に反するような経済活動は再開しないと述べ、「頑強な衛生システムを保つためには強い経済力が必要」と結んだ。

(ソース: El Comercio 25/06/20)

ペルー全土封鎖 外出制限102日目

6月25日0:00ペルー保健省(MINSA)発表COVID-19関連国内統計

  • 感染者数 268602人(前日比+3913)
  • 死者数 8761人(+175)
  • 既検査数 1583605件(+21952)
  • 陽性率 16.96%
  • 死亡率 3.26%
  • 入院患者数 10587人(-12)
  • 上記の内ICU患者数 1144人(-22)
  • 回復患者数 156074人(+4485)

6月25日0:00現在州別感染者数
(*Clasificación de las regiones naturales se rige a la de INEI. / 地域区分は国立情報統計庁の分類に従う)

COSTA 217624人(+2800)

  • リマ 151225人(+1848)
  • カリャオ 17449人(+77)
  • トゥンベス 2442人(+56)
  • ピウラ 16101人(+238)
  • ランバイエケ 12892人(+183)
  • ラ・リベルタ 9090人(+241)
  • イカ 6723人(+138)
  • モケグア 881人(+13)
  • タクナ 821人(+6)

SIERRA 27621人(+655)

  • カハマルカ 1774人(+96)
  • ワヌコ 1998人(+41)
  • パスコ 898人(+10)
  • アンカシュ 7553人(+109)
  • フニン 3470人(+67)
  • ワンカベリカ 847人(+14)
  • アヤクチョ 1644人(+41)
  • アプリマック 514人(+11)
  • クスコ 1680人(+24)
  • アレキパ 6411人(+224)
  • プーノ 832人(+18)

SELVA 23357人(+458)

  • ロレト 8743人(+62)
  • アマソナス 1845人(+156)
  • サンマルティン 3975人(+171)
  • ウカヤリ 7327人(+34)
  • マードレデディオス 1467人(+35)

過去一週間の一日当り感染者数推移(カッコ内は死者数)

  • 6月25日 3913人(175)
  • 6月24日 3879人(182)
  • 6月23日 3363人(181)
  • 6月22日 2511人(178)
  • 6月21日 3598人(184)
  • 6月20日 3413人(201)
  • 6月19日 3537人(199)
  • 7日間平均 3459.1人↑(185.7↓)

(ソース: MINSA 6月25日)