リサーチ企業Datum社が全国の成人男女1203人を対象に先週実施したオンライン調査によると、ペルー国内における新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大状況に関し、今が最悪の段階とする回答は全体の61%だった。
同様の回答は国内北部(70%)と南部(62%)およびA/B層(64.7%)とD/E層(63.5%)で多数を占めた。
一方、未だ最悪の段階(感染のピーク)には至っていないとする回答は全体の33%。中部(45%)と東部(41%)、C層(36.1%)で悲観的意見が目立った。残り6%はすでにピークは過ぎたと見ている。
また、COVID-19ウイルスに自身が感染する恐怖については、78%が怖いと回答。北部(81%)とリマ首都圏(80.4%)、ならびにC層(79.3%)で多勢を占め、女性(83.6%)が男性(71.6%)を上回った。同様に、家族の感染が怖いとする回答は93%を占めた。
社会的距離の保持(1m)に関しては、半数以上(59%)が自身の努力にもかかわらず他人が近寄ってくるケースがあったとしている。
外出制限解除後の感染予防措置(社会的距離含む)については、「自身が頼り」とする回答が88%で多数。他は「他人の注意次第」が7%、「政府頼み」はわずか5%だった。
(ソース: Gestión 26/05/20)
ペルー全土封鎖 外出制限72日目
5月26日0:00ペルー保健省(MINSA)発表COVID-19関連国内統計
- 感染者数 129751人(前日比+5772)
- 死者数 3788人(+159)
- 既検査数 875721件(+34799)
- 陽性率 14.82%
- 死亡率 2.92%
- 入院患者数 8207人(+110)
- 上記の内ICU患者数 923人(+14)
- 回復患者数 52906人(+1957)
5月26日0:00現在州別感染者数
COSTA
- リマ 80882人(+3396)
- カリャオ 9122人(+396)
- トゥンベス 1091人(+17)
- ピウラ 5457人(±0)
- ランバイエケ 6453人(+236)
- ラ・リベルタ 3309人(+131)
- アンカシュ 3249人(+407)
- イカ 2363人(+244)
- アレキパ 2694人(+61)
- モケグア 402人(+45)
- タクナ 341人(+16)
SIERRA
- カハマルカ 625人(+34)
- サンマルティン 1003人(+23)
- ワヌコ 716人(+24)
- フニン 1521人(+51)
- ワンカベリカ 360人(±0)
- アヤクチョ 605人(+34)
- アプリマック 146人(+6)
- クスコ 896人(+42)
- プーノ 300人(+37)
SELVA
- ロレト 3720人(+196)
- アマソナス 511人(+51)
- パスコ 408人(+21)
- ウカヤリ 3238人(+279)
- マードレデディオス 339人(+25)
過去一週間の一日当り感染者数推移(カッコ内は死者数)
- 5月26日 5772人(159)
- 5月25日 4020人(173)
- 5月24日 4205人(83)
- 5月23日 4056人(129)
- 5月22日 2929人(96)
- 5月21日 4749人(124)
- 5月20日 4537人(110)
- 7日間平均 4324人↑(124.9↑)
(ソース: MINSA 5月26日)