リマ市の青果小売市場で行われた新型コロナウイルス（COVID-19）感染検査の結果、同市場関係者の85.9%が陽性反応を示した。保健省リマ中部統合衛生ネットワーク（DIRIS）が伝えた。
DIRISは青果市場の仲買人や小売業者164人を対象に検査を実施、うち141人がCOVID-19陽性と判定された。この結果を受け、ラ・ビクトリア区自治体は15日、同小売市場の一時的な閉鎖を決定した。
この他にも、小売市場に近接する青果卸売市場では13日、保健省による抜き打ち検査で関係者79%のCOVID-19陽性が判明。このため、小売市場同様卸売市場も17日に一時閉鎖される見通し。
マルトス国防相は今朝、18日に市場関係者の再検査を行い、陽性者は隔離、陰性と判定された者は陰性証明書の提示を条件に19日以降の入場を許可すると述べた。
(ソース: El Comercio 15/05/20)
ペルー全土封鎖 外出制限61日目
保健省発表による5月15日0:00現在の国内感染者数は84495人（前日比+3891人）、死者合計は2392人（+125）。感染者の州別内訳はリマ54901人（+2356）、カリャオ6422人（+223）、アンカシュ1779人（+81）、アレキパ1558人（+165）、クスコ603人（+80）、ワヌコ413人（+38）、イカ1346人（+77）、ラ・リベルタ1834人（+123）、ランバイエケ4362人（+215）、ピウラ2970人（+140）、ロレト2254人（+147）、マードレデディオス187人（+10）、フニン1013人（+59）、サンマルティン563人（+14）、トゥンベス578人（+21）、カハマルカ411人（+5）、パスコ185人（+6）、アヤクチョ322人（+19）、タクナ197人（+10）、ワンカベリカ225人（+11）、アプリマック100人（+1）、モケグア188人（+6）、プーノ192人（+3）、アマソナス270人（+1）、ウカヤリ1622人（+80）。既検査数は605383件（+18091）、陽性判定率は13.96%、死亡率は2.83%。7085人が入院中（うち851人はICU）、27147人が回復へ。
(ソース: MINSA 5月15日)