外出制限でネット通信量12%増加

ペルー運輸通信省(MTC)は9日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた外出制限施行前の2月と施行後の4月を比較し、インターネットトラフィック(通信量)が12%、音声通信が7%増加したと伝えた。

SNSなどの主要プラットフォームでは、Facebook(+9.9%)やYouTube(+0.5%)に比べ、SkypeやZoomといったビデオ通話系が急増(+960%)。Whatsapp(+84.7%)やストリーミング動画配信サービスのNETFLIX(+48.3%)でも通信量の上昇が目立った。

リマ以外では、ピウラ、ラ・リベルタ、ランバイエケ、アレキパ各州でトラフィックを大量に消費。ワンカベリカ、アプリマック、ロレトの3州では外出制限期間中のインターネット利用が大幅に増えた。

家庭内の限られた通信リソースをテレワークやオンライン授業に回すため、同省では日中の動画やゲーム利用を控えるよう呼び掛けている。

(ソース: MTC 09/05/20)

ペルー全土封鎖 外出制限55日目

保健省発表による5月9日0:00現在の国内感染者数は65015人(前日比+3168人)、死者合計は1814人(+100)。感染者の州別内訳はリマ41844人(+2007)、カリャオ5217人(+249)、アンカシュ1472人(+82)、アレキパ904人(+50)、クスコ366人(+38)、ワヌコ331人(+8)、イカ930人(+46)、ラ・リベルタ1394人(+119)、ランバイエケ3628人(+149)、ピウラ2388人(+130)、ロレト1735人(+31)、マードレデディオス150人(+11)、フニン764人(+75)、サンマルティン428人(+34)、トゥンベス478人(+17)、カハマルカ351人(+23)、パスコ162人(+4)、アヤクチョ222人(+19)、タクナ171人(+5)、ワンカベリカ185人(+7)、アプリマック92人(±0)、モケグア163人(+3)、プーノ164人(±0)、アマソナス221人(+14)、ウカヤリ1255人(+47)。既検査数は494250件(+21060)、陽性判定率は13.15%、死亡率は2.79%。6220人が入院中(うち748人はICU)、20246人が回復へ。

(ソース: MINSA 5月9日)