4月30日(木)たびこふれに 【新型コロナウイルス】ペルー・コロナ事情 合言葉は#YoMeQuedoEnCasa(私は家にいます) が掲載されました。
いつもペルー観光情報をお届けしている「たびこふれ」。今回は編集部から「こういう時期ですから、各国のコロナ事情でも大丈夫ですよ」とのお声を頂き、ペルーの状況を簡単にまとめてみました。当ブログをご覧の方々はすでにペルーのコロナ事情通だと思いますし、外出制限期限(現在は5月10日まで)などはすでに変更されていますが、だいたいの流れを知っていただくには十分かなと。
特にたびこふれ本文中の『ペルーの課題は脆弱な医療体制と格差、そして利己的な人々』のパラグラフはお見逃しなく。昨日ご紹介した、リマ旧市街の伝統的市場“カケタ”の事例も再度お読みいただければ、その意味がもっとよく分かると思います。
ビスカラ大統領や感染対策チームがどれほど頑張っても、こういう利己的な人たちがすべてを台無しにしてしまうんですよね。でも彼らだけが悪いのかというと、そうとも言い難く。ペルーは今、歴代政府が放置してきた負の部分が一気に噴き出している状況です。できればその膿を出し切って、新しい社会システムを構築していければいいのですが・・・どうかな。
いろいろと問題はありますが、私が一番お伝えしたいのは『でもペルーは頑張ってるぞ!』ということ。一日でも早く、あの活気ある日常が戻ってきますように!
ペルー全土封鎖 外出制限46日目
保健省発表による4月30日0:00現在の国内感染者数は36976人(前日比+3045人)、死者合計は1051人(+108)。感染者の州別内訳はリマ23561人(+1707)、カリャオ3219人(+118)、アンカシュ693人(+63)、アレキパ571人(+42)、クスコ212人(+9)、ワヌコ189人(+20)、イカ550人(+149)、ラ・リベルタ668人(+53)、ランバイエケ2176人(+220)、ピウラ1207人(+127)、ロレト1202人(+199)、マードレデディオス113人(+8)、フニン394人(+21)、サンマルティン238人(+33)、トゥンベス310人(+20)、カハマルカ170人(+8)、パスコ113人(+18)、アヤクチョ95人(+15)、タクナ111人(+17)、ワンカベリカ88人(+13)、アプリマック78人(+12)、モケグア120人(+9)、プーノ105人(+16)、アマソナス122人(+3)、ウカヤリ671人(+145)。既検査数は318252件(+21990)、陽性判定率は11.62%、死亡率は2.84%。4978人が入院中(うち651人はICU)、10405人が回復へ。
(ソース: MINSA 4月30日)