ペルー保健省のエリザベス・イノストロサ大臣は1日、新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的流行にあたり国境封鎖の予定はないと伝えた。
大臣は、各航空会社職員の教育訓練を始め、国内の空港におけるCOVID-19感染疑い症例の検出に関する各種戦略が強化されていると発言。
「運輸通信省ならびにLAP(リマ国際空港運営コンセッション企業)を交えた最新の会議では、航空機で到着し感染疑いのある乗客を識別するための水際作戦強化に向け、旅行者と接触する機会が最も多い各航空会社職員の教育訓練が実施されているということでした。国境が封鎖される予定はありません」と大臣はCanal Nのインタビューに答えた。
大臣は1日、ホルヘ・チャベス国際空港(リマ国際空港/トップ写真)に近接したCOVID-19感染者緊急隔離用の移動式臨時施設(50名収容可能)の開設に立ち会った。
大臣はまた、COVID-19感染の疑いにより先月28日以降、リマ市サンイシドロ区のホテルで隔離(うち1名はその後診療施設へ移送)されていた3人の中国人については、検査の結果陰性であったことを本日明らかにした。
(ソース: Gestión 01/03/20)