10月6日(月)月刊 料理通信 2019年11月号のWORLD TOPICSに 国民の健康を守る八角形の加工食品警告表示 が掲載されました。
食のオピニオンリーダーたちのアンテナを刺激する雑誌、月刊『料理通信』。去年10月の掲載をすっかり忘れていた私。今月掲載分をアップする時にやっと思い出しました(汗)。この回のWORLD TOPICSは、2019年6月に始まった八角形の加工食品警告表示について。ペルー在住者にはすっかりお馴染みになった、あの黒い八角形マークのお話です。
食に関する国内外の出来事を広くご存じの編集部でさえ、なかなかの驚きだったというこの話題。これほど直接的な手法が可能なのは、ある意味ラテンアメリカならではかもしれません。良くも悪くもポピュリズムであり、贈収賄まみれなのにここぞという時は強権的に指導する。メーカーや経団連が強い日本ではちょっと導入できませんよね~。
この加工食品警告表示が導入されて以降、「商品を購入する際このマークを参考にする」という声は増えています。加えて導入初期はちらほら目にした“トランス脂肪酸 ”の表示付き製品が、心なしか減ったように思います。そりゃ「摂取を避けること」って書いてある食品を好んで買う人はまずいませんよね。売れないから撤去したか、メーカーが原料を改善した(表示が不要になった)かはわかりませんが、なかなかいい傾向ではないでしょうか。健康は一日にしてならず。ペルー人の肥満が少しでも改善されますように。