ペルーのバスケス通商観光相は、2019年度のインバウンド観光客数につき昨年度実績(440万人)を1%程度上回ると予想している。
この伸び率に関し同相は、チリやボリビア、コロンビアで今年発生した社会争議などの悪材料によるラテンアメリカ諸国全体の外客数下落傾向(▲5%)との差を強調、1月のダカールラリーを始めとする複数スポーツイベントの国内開催が観光客数増に寄与したと指摘。
ペルーでは今年、ダカールラリー以外にも、パンアメリカン競技大会(8月)や南米サッカー連盟主催のリベルタドーレス杯最終戦(11月)が開催された。
中でも、リベルタドーレス杯のため来秘した外国人観光客の20%は試合観戦のみに止まらずイカやクスコなどの観光地を訪問、一週間で6000万㌦の経済効果をもたらした。
(ソース: El Comercio 26/12/19)