R.E.port アマゾン河に暮らす逞しき人々

12月1日(日)不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト R.E.port にアマゾン河に暮らす逞しき人々が掲載されました。

R.E.port第二弾は、イキトスの水上都市ベレン・バハについて。住居だけでなく、学校や幼稚園、教会、ボデガ(雑貨店)、ガソリンスタンドやディスコなど、水上であるにもかかわらず生活に必要な施設がほとんど揃っているベレン・バハ。川の浅瀬には電柱が立ち並び、各家庭にまでしっかり配電されていました。冷蔵庫やテレビ、ラジオなど基本家電を整えた家も多く、移動が舟という以外、陸上の暮らしとそう変わりません。そんな彼らの暮らしの一部を、舟に揺られながらのんびり見学させてもらいました。

でも移動手段が限定されることの弊害は、想像以上に大きいよう。特に子供たちへの影響は計り知れません。親が仕事で舟を使ってしまうのでしょうか、 学校へ通うためにプラスチック桶を舟にする子供もいるそうです。一寸法師じゃあるまいし、そんな不安定なものでもしひっくり返ったりしたら・・・それでも子供たちは笑っているんですよね。そして親も「とりあえずそれで学校に行けるんだから」と開き直っている。逞しいという言葉では片付けられない強かさを感じます。さまざまな問題を抱えつつ、 ペルー最大の水上都市は、今もなお拡大し続けています。