ペルーの春は9月23日午前2時50分から

9月23日、来週月曜の午前2時50分(日本時間同日午後4時50分)をもって、ペルーに2019年の春が訪れる。国家水路・気象庁(Senamhi)が今春の気候予想を伝えた。

同庁の気象予報専門家ユリ・エスカハディージョによると、リマ首都圏の日中は平年並みから少し暖かく、夜間には気温が少し下がる日もあるものの、期中は概ね16℃から22℃で推移し、12月上旬には最高気温が25℃を超える模様。

太平洋沿岸部の気温は平年並みからわずかに低く、期中半ばに向け晴れ間の頻度が増えるにつれ次第に上昇する一方、依然として曇天が続き霧雨の日もあると予想。また、寒暖双方のケルビン波到来により11月にかけ北部海岸を中心に気温が多少変化する可能性を示唆した。

山間部では平年よりわずかに暖かく、リマやアンカッシュなどの中部やラ・リベルタでは例年よりも雨の日が増え、南部では初春にプーノなどで雨不足になると予想。

アマゾン地域では日中の気温が平年に比べ上昇、北部では雨が多く、夏季ほどではないものの全国的に通常より雨量が増すとしている。

初春はまだ霧雨に伴う冷え込みが予想されるためジャケットは手放さず、日中には紫外線対策も心掛けるよう同庁は勧めている。今年の春は12月21日午後11時19分まで、その後は引き続き南半球に夏とクリスマスがやってくる。

(ソース: El Comercio 19/09/19)