餅 もち Mochi

知人(金髪碧眼のペルー人)が今、 “ mochi “ にはまっているという。mochiはもちろん、お餅のこと。ただの白餅ではなく、甘い餡が入ったスイーツ系だ。

日秘文化会館のナカチ食堂や中華街のツカヤマなど、 リマにはお餅を扱う店がいくつかある。お餅くらい作れるし、なくてもどうってことないが、あったら嬉しいのが故郷の味。 南米なのに和のモノがいつでも食べられるなんて、ペルーは本当に恵まれている。今年は移住120周年だし、ここはちょっとゴマをすっておこう(笑)。

最近、そのmochiの人気が急上昇。すでに “maki” に負けないくらいのコアなファンを獲得している。うちの近くにも、最近mochiとtaiyakiが自慢のカフェが誕生した。 どちらかというとクリオージャ系が多いエリアなのに、いつもお客さんで賑わっている。丁寧にドリップしたコーヒーとカラフルなmochis・・・うーん、良いではないか、良いではないか。

そのカフェで1つ残念なのは、伝統的なあんこ入りのmochiがないこと。「ペルー人にはあんまり人気がないから」と 店員さん。でも件の知人は「anko、最高!」と言っていたし、そのうち導入されるだろう。今はどこも似たり寄ったり(というか仕入先は同じ?)だけど、もう少し個性が出てきたら本格的に取材したいなぁ。ここはコピー力は素晴らしいけれど創造性がイマイチだから、も~う少し先になりそうだけどね。

出町柳 ふたば
お餅といえば出町のふたば