ペルー農業灌漑省は22日、ペルー産温州ミカン(薩摩オレンジ)の日本向け輸出第1便となるコンテナが今朝、首都リマの北部に位置するワラル郡の港を出発したと伝えた。
同港では午前8時、国家農業検疫庁(SENASA)の職員が温州ミカン2万2800キログラム入りのコンテナを封印。衛生基準をクリアし輸出を許可されたこのコンテナは、鮮度維持のため日本まで冷蔵しながら輸送される。
ペルーの気候に適応したこの温州ミカンは元々日本から持ち込まれたもので、日本側が輸入を承諾した今回のコンテナは初の里帰りと言える。
ペルーは2015年、国産アボカド(ハス種)の日本向け輸出を開始。今年度は輸出量33万5000㌧を見込んでいる。
(ソース:Andina 22/05/19)