国家在留監督局(MIGRACIONES)のロクサーナ・デル・アギラ局長は、ペルー国内におけるベネズエラ人の数が昨年10月末の55万8000人から70万8000人(直近)まで増えたと発表した。
ベネズエラ人の入国者は一日当たり1500~2000人。局長は、同国のマドゥロ政権による国境封鎖の影響でこの二日間、一日およそ500人まで減っていると明かした。彼らのうち約12%は未成年者で、ペルー国内の親と合流するため過去3か月でおよそ7万人が入国を果たしたという。
また、ペルーに在留するベネズエラ人のうち49万5000人がすでに一時就労許可(PTP)を取得済とした上で、大学など高度教育分野の教員約2万人、医者3200人、石油や鉱山、土木工学、ガスパイプライン、環境分野を始めとするエンジニア2万6000人など、高度な専門知識を有すベネズエラ人入国者が目立つ半面、その多くが本来の職業とは無関係な仕事に就いていると指摘した。
(ソース:El Comercio 03/03/19)